フロスト/ニクソン
１１月２８日 天王洲銀河劇場
原作：ピーター・モーガン
演出・上演台本：鈴木勝秀
出演：北大路欣也、仲村トオル、佐藤アツヒロ、中山祐一朗、谷田歩、中村まこと、安原義人
ウォーターゲート事件後、自分の非を認めていなかったニクソン元大統領とテレビインタビュアーとして脚光を浴びようとしてるフロストとのテレビインタビュー。
このインタビューを機に、名誉挽回を図ろうとするニクソンに対し、なんとか謝罪をひきだそうとするフロスト。
その２人の陣営にはそれぞれのブレインが…。
一方的な展開で勝利を収めるかに見えたニクソンだったが…。
決定的な証拠を突きつけられて、自分の非を認めることとなる。
２人の息詰まるような対決は、観る側にも緊張感をもたらしました。
政界から引退したニクソンの元へ、紐なしの靴をプレゼントしに訪れたフロスト。お互い真剣に闘ったからこそ、流れた心の交流。
ニクソンの引退会見から始まり、大統領の椅子が中央高く配置された舞台。
ニクソンが自分の非を認めたとき、その椅子が舞台から消えていった演出は印象的でした。
ニクソン役の北大路欣也。
この人なしには、この芝居は成り立たなかった。
新感線の舞台（五右衛門ロック）に出たりして、大御所なのにチャレンジ精神旺盛な、すごい役者です
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