
トライブス
2014年1月24日 新国立劇場小劇場
作:ニーナ・レイン
翻訳・台本:木内宏昌
演出:熊林弘高
出演:田中圭、中嶋朋子、中泉英雄、中村美貴、大谷亮介、鷲尾真知子
トライブスって言うのは、英語で種族を意味するそうです。
耳の不自由なビリーは、父親の方針で、手話ではなく、くちびるを読むことによって、他者とのコミュニケーションを取っていた。
初めてできた彼女を家族に紹介するが、その彼女シルビアも耳が不自由だった。
シルビアによって手話を覚えたビリーは、手話によるコミュニケーションで自分を解放する。
しかし、家族は手話を覚えて自立しようとするビリーを必死で止めようとする。
耳が聞こえなくてかわいそうっていう、優越感が家族にあり、家族の抱えている問題が、その優越感で緩和されている。
自立されてしまうと、その優越感がなくなってしまうと言う、複雑な心境。
ビリーは、くちびるを読むと言う特技によって、犯罪捜査の協力をするが、自分の創作で犯人を作り出してしまう。
それを知ったシルビアは…
手話を使った演技の、田中圭と中嶋朋子は、いつも以上の苦労をされたんだろうなって感じました。
ふたりの衣装が白で、家族の衣装が黒っていう対比も、いろいろと感じることができました。
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