
ご臨終
2014年11月5日 新国立劇場小劇場
作:モーリス・パニッチ
翻訳:吉原豊司
演出:ノゾエ征爾
出演:温水洋一、江波杏子
何十年も音信不通だった叔母から届いた手紙。
「もうじき死ぬ」
叔母の最期をみとるためにやってきた甥。
ほとんど口も利かない叔母の世話をしながら、介護疲れのぼやきなどを話し続ける甥。
感謝の言葉もない叔母の態度を愚痴りながらも、ハロウィーン、クリスマス、新年と季節にあった飾りつけをする。
向かいのアパートの老婆が孤独死し、その老婆が本当の叔母だと知った甥。
怒って出て行った甥だったが、葬儀を終えてまた老女の元に戻ってくる。
赤の他人とわかっても、心を通わせる2人。
そして、最期を看取り部屋を出る。
静と動の2人芝居。
ほとんどのセリフをひとりでしゃべる温水洋一も凄かったけど、表情だけですべてを語る江波杏子の表現力に感動しました。
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