
愚行録
2017年2月23日 丸の内ピカデリー シアター① K列23番
原作:貫井徳郎
脚本:向井康介
監督:石川慶
出演:妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若葉、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田満
原作、読みました。
かなり衝撃を受けました。
人間の愚行は、愚行をを呼び、繰り返す。
映画はどうかな?と思いましたが、結構原作を踏襲していて、視覚に訴えてくる分、わかりやすかったです。
印象に残っているのは…
原作になかった、田中がバスの中で席を譲るシーン。
老人に席を譲れと言われて席を譲り、降りるときに足を引きずって歩き、老人に気まずい思いをさせる。そして、バスが行った後に、普通に歩いて、してやったりとした表情をする。
もうひとつは、妊婦に対して、自発的に席を譲る。
愚行が始まる前と後を象徴的に表しているように思いました。
私の中では、妻夫木聡はいい人なのだけど…
こういう役をやられると、悲しい

表面的にいい人って思われていても、多面性があり、人間は愚行を繰り返すって、映画を体現してみせているよう…
原作が原作だから、後味がいい映画ではなかったけど…
見てよかったです。
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