ザ・ウェルキン
2022年7月20日 シアターコクーン 1階A列10番
作:ルーシー・カークウッド
翻訳:徐賀世子
演出:加藤拓也
出演:吉田羊、大原櫻子、長谷川稀世、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田ケリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里、神津優花、田村健太郎、土屋佑壱
声:段田安則
イギリスの劇作家:ルーシー・カークウッドの作品を観るのは、「チャイメリカ」「チルドレン」に続き、3作品目。
どれも、骨太な作品ばかり。
チケットを取るかどうか迷いましたが…
観てよかった。
殺人罪で絞首刑を言い渡された少女が、妊娠を主張。
妊娠中は刑の執行を免れることができるため、真偽を裁定するため、12人の女性の陪審員が選ばれた。
12人は、それぞれの事情もあり、最初は乗り気ではなかったが、助産師のエリザベスは一貫して公正な審理を主張する。
エリザベスは助産師としてのキャリアを基に妊娠の判定をするが、裁判所はそれを認めず、医師の診察を行い妊娠の判定をした。
刑の執行を免れた少女だったが…
被害者の母親が監視員を買収し、少女を流産させる。
公開される処刑をいやがる少女は、エリザベスに殺して欲しいと依頼。
実は、少女はエリザベスが10代の時に強姦されて生まれた子供であった。
自分が生んだ子供の命を自ら断つことに、ためらいを持つが…
なんか、救いようのない話でしたが、吉田羊と大原櫻子の熱演に感動しました。
那須佐代子と那須凜の親子共演で、母から娘に言うようなセリフがあって、唯一ほっこりした気持ちになりました。
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