わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

斎藤幸子

2009-08-29 11:40:35 | 観劇

8月27日 ル・テアトル銀座

作:鈴木聡
演出:河原雅彦
出演:斉藤由貴、粟根まこと、千葉雅子、明星真由美、中山祐一朗、松村武、弘中麻紀、小林健一、鬼頭真也、伊藤正之、柳家喬太郎、きたろう

下町・月島を舞台にした、ハート・ウォーミングなお話。
もんじゃ焼き屋の娘 幸子は、幼い時に母が亡くなり、父と姉と3人で暮らしている。美人で地元ではアイドル的存在である。
毒ガエルにかまれたことがきっかけで、順調に見えていた彼女の人生は、思わぬ方向へ転がっていく。

暖かい下町人情があふれているお話でした。

斉藤由貴のコメディエンヌぶりは、ホントにいいです。

でも、家庭の事情でソープ嬢をやっていて、占いはプロ級の美奈子役の明星真由美が私にとっては一番でした。
姉御肌の部分と、じいちゃんを亡くしたときの悲しみの表現、ホントに好きな人との相性は怖くて占えないと言うかわいさ、いろいろな面を自然な感じで演じてました。

芸術家の姉が幸子に向かって言ったセリフあんたは、人生が芸術なんだよ!が印象に残りました。

私も芸術的な人生をおくってみたい

字画が悪いと言う名前をつけてしまった父の字画が悪いという名前をつけてしまったことは、申し訳ない。でも俺は後悔はしていない!俺は、幸子と言う名前が好きだ!のシーンも好きです。

粟根まことも新感線とは、一味も二味もちがった役で新鮮でした。

騙したり、騙されたい、裏切ったり、裏切られたり、いろいろあるけれど、最後はさわやかな終わり方でほっとできました。

世知辛い世の中なので、せめて芝居の中だけは、こういうお話がいいな…。

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