本心 完成披露上映会
2024年10月10日 TOHOシネマズ六本木 スクリーン7 I列42番
原作:平野啓一郎
脚本・監督:石井裕也
出演:池松壮亮、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子、窪田正孝
原作は読んでません。
自由死が認められるようになった近未来。
事故で1年間昏睡状態だった主人公は、勤めていた工場がロボット化により閉鎖され職を失った。
カメラを搭載したゴーグルを装着して遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」の仕事に就く。
顧客の付けた星でランクが決まるシステムで判断するのはAI。
顧客の理不尽な要求にも応えないとならない。
意識がなかった間に自由死を選んだ母の本心が知りたくて、最新テクノロジーのVF(ヴァーチャル・フィギア)で母をよみがえらせようとする。
目の前に現れた母は、母の本心とは…
この映画の本来のテーマは、きっともっと別なところにあるんだろうけれど…
一番印象に残っているのが、リアル・アバター。
私は、リアル・アバターの顧客に今の人間のモラルのなさを感じました。
お金を払えば何を要求してもいい、相手のことは考えない。
カスタマーハラスメントそのものでした。
もちろん、心温まるエピソードもありましたが…
AIに評価されるなんてまっぴらごめんです。
母親の本心を知りたい、と言う気持ちもわかりますが…
やっぱり、生きているうちにお互いを理解しあうことが大切だと思います。
明日は何が起こるかわからない時代だからこそ、毎日毎日を大切にしなくてはならない、と感じました。
エンドロールに 窪田正孝 の名前がありました。
えっ、どこに出てた?と思っていたら…
なんと、AIの声を担当していたそうです。
六本木ヒルズから見た夜景
東京タワーがきれいでした
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