わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

シンベリン

2012-05-26 14:12:42 | 観劇

シンベリン 彩の国シェイクスピア・シリーズ第25弾

4月17日 さいたま芸術劇場

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:蜷川幸雄
出演:阿部寛、大竹しのぶ、窪塚洋介、勝村政信、浦井健治、瑳川哲朗、吉田鋼太郎、鳳蘭、大石継太、丸山智己、川口覚、井口恭子、手塚秀彰、塾一久、大川ヒロキ、岡田正、二反田雅澄、清家栄一、飯田邦博、塚本幸男、井面猛志、篠原正志、松田慎也、千葉裕之、北村健太

すばらしいメンバーをそろえた舞台。

ロンドンのワールド・シェイクスピア・フェスティバル招聘作品だから、これだけの俳優を集めることができたのかしら?

ブリテン王シンベリンは、再婚した王妃の連れ子クロートンとひとり娘のイノジェンを結婚させたがったが、イノジェンは、ポステュマスと結婚してしまう。
怒ったシンベリンは、ポステュマスをイタリアへ追放してしまう。
ポステュマスは、イタリアでヤーキモーと知り合い、イノジェンがどれほどすばらしい女性かを話す。
ヤーキモーは、ポステュマスの鼻をあかそうと、イノジェンを誘惑するが、失敗に終わる。
しかしながら、悪巧みにより、ポステュマスには、誘惑に成功したと報告する。
イノジェンに裏切られたと思ったポステュマスは、怒りにわれを忘れる。

男装してポステュマスに会いに行こうとするイノジェン。

ブリテンとローマの戦争が始まり、ポステュマスも戦争に加わる。

そんなに簡単に、ヤーキモーの嘘を信じちゃうほど、イノジェンの愛を信じてなかったの?と心の中でつっこんじゃったりしたけど…
最後は、ハッピーエンドで終わるので、めでたしめでたし、でした。

あてがきのように、役と役者がぴったりだと感じました。

特に、大竹しのぶとクロートンを演じた勝村政信には、拍手
勝村政信はあそこまで、徹底してバカを演じるのが、すごい。
もう、出てくるだけで笑いを誘ってました。
大竹しのぶは、実年齢の半分以下の役だけど、ほんとに愛らしかった
窪塚洋介も、あのちょっとけだるいしゃべり方が、ヤーキモーにぴったりでした。
もちろん、阿部寛もよかったです

いままで観た蜷川幸雄の舞台で使われた大道具が、使われていたので、あれっ?これどの作品ででてきたんだっけ?なんて、ちょっと集中をそがれたところもありました。

客席に、北村一輝がいました。やっぱ、濃い顔は目立ちますね。




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まほろば

2012-05-21 01:10:53 | 観劇

まほろば
4月12日 新国立劇場 小劇場

作:蓬莱竜太
演出:栗山民也
出演:秋山菜津子、中村たつ、魏涼子、前田亜季、大西風香、三田和代

初演の時、チケットは取ったのだけど、用事ができて観ることができなかったので、再演をのぞんでおりました。

女性6人のみの舞台。

地方のとある田舎町。
祖母、母、娘とその娘の4世代の女たち。

男しか参加できない祭りの夜。
祭りから帰る男達をもてなす宴会の準備をする女たち。

東京で暮らす長女は独身。
次女は父親が誰だかわからない娘を産み。
今も、子持ちの男と付き合っている。
次女の娘は、東京へ出たまま戻らない。

婚約寸前までいったが失恋した長女が戻り、東京に行っていた次女の娘も突然戻ってくる。

女しか産めなかったことにこだわりを持つ母。

すべてに達観しているような祖母。

【閉経】という言葉が、やたら出てくる。

女は、子供を産む性であり、子供を産むことができなくなったら、女としての役割がなくなる?って、イメージ?

観てたときは、結構面白く感じたんだけど…

時間が経ってからだと、やっぱり男目線だったのかな?って思います。

三田和代の上手さを実感した舞台でした。



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劇場版 スペック~天~

2012-05-20 01:45:41 | 映画

劇場版SPEC~天~
4月7日 TOHOシネマズ六本木 初日舞台挨拶付

脚本:西荻弓絵
監督:堤幸彦
出演:戸田恵梨香、加瀬亮、伊藤敦史、栗山千明、三浦貴大、でんでん、浅野ゆう子、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平、竜雷太

テレビドラマ【ケイゾク】は見てなかったけど、【SPEC】はかかさず見てた。
もちろん、映画公開直前の【SPEC 翔】も見た。

映画も期待どおり。

瀬文と当麻のかけあいも、キルビルみたいな栗山千明も…

監督の遊び心満載で、面白かった。

なんだか、続編もありそうな終り方だったので、ひそかに期待してます。

舞台挨拶では、サプライズとして、ハリウッドでのリメイクが発表されました。
自分達がでないのは…と戸田恵梨香はちょっと不満げなコメントをしてました。

堤監督は、あらゆる作品を赤字にするスペックを持っているって、自虐的なギャグを言ってました。

是非とも、続編を~




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母の日パフェ

2012-05-14 02:00:31 | スイーツ
タカノフルーツパーラーのホームページをチェックしたら、本店、各支店ごとに違う期間限定の母の日パフェを見っけ~

どれも食べた~い

で、頑張ってみました。

まず、新宿地下鉄ビル店(5月3日)
スイートブーケパフェ


後ろ姿

さくらんぼにいちごにマンゴー、ブルーベリーと食べられるお花
まんまるのゼリーは、あかすぐりが入っているのとお花が入っているのと2種類
いちごのシャーベットとバニラアイスのミックス
とろとろのいちごジュレ
ミルクアイス
いちごのフロマージュ(?)
ラズベリーソースがあと味さっぱりにしてくれました

お次は、新宿本店(5月12日)
Hana~お母さんいつもありがとう~


後ろ姿

マンゴー、いちご、びわ、マスクメロン、さくらんぼ
ダークチェリーのグラニテ(?)
ミルクアイス
ジュレ

期間限定最終日(5月13日)はパフェリオ本店


後ろ姿

マンゴー、いちご、マスクメロン、さくらんぼ、ラズベリー、ブルーベリー、オレンジピール
マンゴーシャーベットといちごシャーベット
ソフトクリーム
ラズベリーソースをあえた、フルーツ

どれも、とても美味しかったで~す

ところで、父の日パフェってあるのかな?




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ガラスの動物園

2012-05-14 01:13:26 | 観劇

ガラスの動物園
3月31日 シアターコクーン

作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳:徐賀世子
演出:長塚圭史
出演:立石凉子、深津絵里、瑛太、鈴木浩介
ダンサー:境真理恵、長谷川風立子、松岡綾葉、三浦舞子、三輪亜希子、菅彩夏、政岡由衣子、松井萌香

テネシー・ウィリアムズの自伝的戯曲。
世界恐慌、1930年代のアメリカ、セントルイスが舞台。

瑛太のモノローグで始まる舞台。
いままで観た「ガラスの動物園」との大きな違いは、ダンサー。
トムの心象を、ダンサーが表現。

小説家になりたいトムだが、母と姉を養うため、自分の意に沿わない仕事をやっている。

母:アマンダは、過去(素敵な男性達に求愛されたこと)にしがみつき。
姉:ローラは、足が不自由ということに甘え、現在から一歩も足を踏み出そうとしない。ガラス細工の動物園と古いレコードが友。
トムは、「未来」を夢見ているが、「現実」にその夢を阻まれている。

ローラの将来を案ずるアマンダは、トムに職場の友人を夕食に誘うよう命令する。
トムに職場の友人がいるのだろうか?と疑問ひとつも持たずに…

トムが連れてきたのは、同じ職場のジム。

ところが、ジムはローラの初恋(片思い)の相手だった。

引っ込みじあんなローラが、一生懸命話そうとする姿は、胸を打つ。
その姿にトムも心を動かされ、キスをしてしまう…
が、すぐにその間違いに気づき、自分には、来週結婚する婚約者がいることを告げる。

あっけに取られる、3人。

ジムが帰った後、アマンダの怒りはトムに向けられる。
「婚約者がいることも知らないのが、友人なのか!」
トムにしてみれば、とんだ災難。
もともと、職場は生活の糧を得るためだけのもの。
自分は小説家になるのだから、一時しのぎの場所では、誰ともかかわりを持とうとはしていなかったのに、母が切実に請うからジムを誘っただけで、ジムがローラの初恋の相手だったことも、婚約者がいたことも偶然のなせる業。

このことがきっかけで、トムは家を出ることになったのであろう。

終盤の立石凉子の台詞(トムに対してどなった言葉)が聞き取れなかったので、ちょっと残念でした。

深津絵里や立石凉子は、上手い役者だから予想どおりだったけど…
瑛太が凄かった。
声もたたずまいも、よかった~

個性がないわけじゃないのに、役に染まると言うか、なりきると言うか…
間逆な役演じても、違和感がないんですよね。

「もう舞台はやらない」とか言っているらいしいけど、ぜひまた演じて欲しいです。




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