シンベリン 彩の国シェイクスピア・シリーズ第25弾
4月17日 さいたま芸術劇場
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:蜷川幸雄
出演:阿部寛、大竹しのぶ、窪塚洋介、勝村政信、浦井健治、瑳川哲朗、吉田鋼太郎、鳳蘭、大石継太、丸山智己、川口覚、井口恭子、手塚秀彰、塾一久、大川ヒロキ、岡田正、二反田雅澄、清家栄一、飯田邦博、塚本幸男、井面猛志、篠原正志、松田慎也、千葉裕之、北村健太
すばらしいメンバーをそろえた舞台。
ロンドンのワールド・シェイクスピア・フェスティバル招聘作品だから、これだけの俳優を集めることができたのかしら?
ブリテン王シンベリンは、再婚した王妃の連れ子クロートンとひとり娘のイノジェンを結婚させたがったが、イノジェンは、ポステュマスと結婚してしまう。
怒ったシンベリンは、ポステュマスをイタリアへ追放してしまう。
ポステュマスは、イタリアでヤーキモーと知り合い、イノジェンがどれほどすばらしい女性かを話す。
ヤーキモーは、ポステュマスの鼻をあかそうと、イノジェンを誘惑するが、失敗に終わる。
しかしながら、悪巧みにより、ポステュマスには、誘惑に成功したと報告する。
イノジェンに裏切られたと思ったポステュマスは、怒りにわれを忘れる。
男装してポステュマスに会いに行こうとするイノジェン。
ブリテンとローマの戦争が始まり、ポステュマスも戦争に加わる。
そんなに簡単に、ヤーキモーの嘘を信じちゃうほど、イノジェンの愛を信じてなかったの?と心の中でつっこんじゃったりしたけど…
最後は、ハッピーエンドで終わるので、めでたしめでたし、でした。
あてがきのように、役と役者がぴったりだと感じました。
特に、大竹しのぶとクロートンを演じた勝村政信には、拍手
勝村政信はあそこまで、徹底してバカを演じるのが、すごい。
もう、出てくるだけで笑いを誘ってました。
大竹しのぶは、実年齢の半分以下の役だけど、ほんとに愛らしかった
窪塚洋介も、あのちょっとけだるいしゃべり方が、ヤーキモーにぴったりでした。
もちろん、阿部寛もよかったです
いままで観た蜷川幸雄の舞台で使われた大道具が、使われていたので、あれっ?これどの作品ででてきたんだっけ?なんて、ちょっと集中をそがれたところもありました。
客席に、北村一輝がいました。やっぱ、濃い顔は目立ちますね。
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