9月3日(土) 渡良瀬遊水地植物観察会が行われました。
あいにく、台風12号が四国に上陸。
大きな大きな爪痕を残しましたね。
被害を受けられました皆様にお見舞い申し上げます。
さて本題の観察会ですが、遊水地近辺では風も弱く雨も無く・・・
思っていた以上の参加者があったようです。
(観察会では雨は降らないと言うジンクスは健在でした)
遊水地の出入り口殆ど (私の知る限り) 通行止めで完全に封鎖されていました。
今回は遊水地内には入れませんので、土手下のワタラセツリフネソウ群落を観察しました。
蕾はまだ固い状態でした。 しかし、数個の開花した花を見る事が出来ました。
写真は白・斑型
次の観察ポイントは渡良瀬遊水地湿地園
此処湿地園では渡良瀬遊水地の絶滅危惧種を大切に育てています。
マルバノサワトウガラシ ナガバノイシモチソウ(食虫植物) ミクリ
ヒメシロアサザ シロバナサクラタデ と サクラタデ (絶滅危惧種ではありません)
ミズアオイ
ミズアオイは昆虫の力を借りなくても受粉出来るそうです。
長い雄しべ(青紫色1個)が蕾の時に花粉を出して自花受粉し、
短い雄しべ(黄色5個)は開花してから花粉を出すそうです。
とても興味の湧く花ですね。