喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方 (2025) ★★★★☆

2025-01-28 15:06:52 | 伝記
TOHOシネマズ市川コルトンプラザで字幕版を鑑賞。

監督:アリ・アッバシ
脚本:ガブリエル・シャーマン
製作:アリ・アッバシ、ルイス・ティスネ他
製作総指揮:リー・ブローダ、ニール・マシソン他
出演:セバスチャン・スタン、ジェレミー・ストロング、マリア・バカローヴァ
音楽:マーティン・ディルコフ
製作会社:シージア・フィルムズ
上映時間:123分
製作国:カナダ、アメリカ、デンマーク、アイルランド

監督はイラン人。ハリウッド映画でなく、各国が資本出し合って製作。
トランプがまさかの大統領に返り咲きになり、グッドタイミングでの公開となった。
どう見てもトランプを悪く描いているが、元々の彼はただの御曹司でしかなく、悪名高い弁護士ロイ・コーンとの出会いによって彼のダークサイドを吸収してのし上がっていくというストーリー。
BLACKHOLE、DOMMUNE、アトロクなど様々なメディアで批評されたが、菊池成孔の安っぽい音楽ばかりかかっているという解説が面白い。
どこまでが事実かは疑わしいが、最後に安物のアクセサリーをあげるが誕生日は祝うトランプには好感が持てた。
勝利絶対主義のトランプだが、そもそも何に勝とうとしてるのか?
大統領選に勝って、その先には何があるのか。
日本だとホリエモンみたいな立ち位置なのかなあ。
しかし、税金を免れてきた奴だから、税金大国の日本では支持されないだろう。

最初の奥さんの口説き方も良かった。
知り合いや恋人作るなら同じ場所に通い続けることだ。
トランプは最初から酒が飲めなかったのか?


以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇映画 孤独のグルメ (2025)

2025-01-16 16:29:28 | 邦画
2025年初の劇場での鑑賞!

監督:松重豊
脚本:田口佳宏、松重豊
原作:久住昌之、谷口ジロー
製作:祖父江里奈ほか
製作総指揮:吉見健士ほか
出演:松重豊、内田有紀、磯村勇斗、ユ・ジェミョン、オダギリジョー
音楽:Kan Sano、The Screen Tones
主題歌:ザ・クロマニヨンズ
制作:共同テレビジョン、FILM
配給:東宝
上映時間:110分

孤独のグルメは知ってる店が出た時に観る程度で、別にファンでもないが、私自身が孤独のグルメを常に実践している人間であり観たいと思っていた。
一人で飯を食うのは寂しいが、何を頼むのも自由である。
本作はてっきりパリが舞台かと思いきやそうではない。五島列島、韓国、と転々とする。
脚本は正直撮っ散らかっているが、心を閉ざしたラーメン店店主に「作戦を練って」臨もうとする姿は、恋愛も作戦を練ってリベンジする心意気を私に与えてくれた。
しかし、スタンダップパドルボードで韓国まで漂流とかあり得ない。
五郎は馬鹿なのか。

機内食の経験がないので、予習になった。決断はすぐに。

五郎は食にこだわりありそうに見えて、メニューの選び方は安直だなあ。
しかし、かき込むように食べるのがおいしそうでたまらん。

以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬部! (2021) ★★☆☆☆

2025-01-08 14:39:04 | 史実
HULUにて鑑賞。

監督:篠原哲雄
脚本:山田あかね
原案:片野ゆか
製作:根本裕美、近藤あゆみ
製作総指揮:山田洋二、飯田雅裕
出演:林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大
音楽:GEN
主題歌:Novelbriht
制作:スタジオブルー
配給:KADOKAWA
上映時間:114分
製作国:日本

モデルとなった大学に通っている知り合いがいたため鑑賞。

北里大学獣医学部で設立された犬猫保護サークルを設立するまでは実話を基にしていて、その後はフィクションといったところか?

浅香航大がイケメン。林遣都は顔が苦手だ。

愛護センターに勤務する中川大志演じる篠崎が動物を殺すことに精神を病んで自らに殺処分用の薬剤を打とうとして退職するも、また再就職するところに感動した。人間、一度病んだってリベンジすればいいのである。だが、そこまで病んだ人間を再度受け入れるのだろうかという疑問、あと主人公が逮捕されたとき、流石に連絡とかせんかったのか?休職しているにせよ。

一昔前は外科実習で動物が殺されるのが当たり前だったが、今では模型を使って行われているということで、トリックスター的な主人公がまさに世界を変えたのである。しかし、教授の「あなたが獣医の世界を変えるかもしれませんね」は唐突すぎる台詞ではなかろうか。

以上、新年一発目の映画鑑賞記録であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年ベスト3発表!

2025-01-05 16:17:47 | 雑記
2025年あけましておめでとうございます。

昨年の鑑賞本数は…38本!一昨年2023年が57本だったので、かなり後退です。。
今年は間をとって45本くらいを目標としたい。

さて、新作ベスト3を発表いたします!!

3位 PERFECT DAYS

トイレ掃除を一生懸命やる、という点で人生に影響を与えた。

2位 哀れなるものたち

スケール感で圧倒された。

1位 枯れ葉

本作の影響でカラオケバーに通うようになり、実際にカラオケバーでワンナイトがあったw

いつか『枯れ葉』を歌ってみたい。


以上!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロメテウス (2012) ★★☆☆☆

2025-01-05 16:08:52 | SF
2024年最後の鑑賞作品。ディズニー+にて字幕版を鑑賞。

監督:リドリー・スコット
脚本:デイモン・リンデロフ、ジョン・スペイツ
製作:リドリー・スコット、トニー・スコット、デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル
製作総指揮:マイケル・コスティガン他
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース他
音楽:マルク・ストライテンフェルト
製作会社:スコット・フリー・プロダクションズ、ブランディ―ワイン・プロダクションズ、デューン・エンターテインエント
配給:20世紀フォックス
上映時間:124分
製作国:アメリカ、イギリス

ほんとディズニー+の通信環境の不安定さはどうにかならんのですかね。字幕が全く追いついてこない。

エイリアンシリーズの新章から観始めることにした私。
本作は人間の祖先はどこの惑星から来たのかと遠い未知の惑星を探査するところから始まる。

ウェイランド社の社長が登場する。永遠の命を求めて。
人類の起源っぽいエンジニアとかいう種族が登場するのだが、凶悪すぎて全然知的に見えない。

まあ製作の段階で紆余曲折あって意味不明な脚本になったそうだけど。
エイリアン孕んで腹から出す、ていうのはお約束なんですね。
帝王切開したあとにすぐ動けるの凄すぎでは。

次回作ではエンジニアの起源も明らかになるのか?エイリアンは蚊帳の外って感じだったな。

以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする