喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

プロメテウス (2012) ★★☆☆☆

2025-01-05 16:08:52 | SF
2024年最後の鑑賞作品。ディズニー+にて字幕版を鑑賞。

監督:リドリー・スコット
脚本:デイモン・リンデロフ、ジョン・スペイツ
製作:リドリー・スコット、トニー・スコット、デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル
製作総指揮:マイケル・コスティガン他
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース他
音楽:マルク・ストライテンフェルト
製作会社:スコット・フリー・プロダクションズ、ブランディ―ワイン・プロダクションズ、デューン・エンターテインエント
配給:20世紀フォックス
上映時間:124分
製作国:アメリカ、イギリス

ほんとディズニー+の通信環境の不安定さはどうにかならんのですかね。字幕が全く追いついてこない。

エイリアンシリーズの新章から観始めることにした私。
本作は人間の祖先はどこの惑星から来たのかと遠い未知の惑星を探査するところから始まる。

ウェイランド社の社長が登場する。永遠の命を求めて。
人類の起源っぽいエンジニアとかいう種族が登場するのだが、凶悪すぎて全然知的に見えない。

まあ製作の段階で紆余曲折あって意味不明な脚本になったそうだけど。
エイリアン孕んで腹から出す、ていうのはお約束なんですね。
帝王切開したあとにすぐ動けるの凄すぎでは。

次回作ではエンジニアの起源も明らかになるのか?エイリアンは蚊帳の外って感じだったな。

以上
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バットマン リターンズ (1992) ★★★☆☆

2024-12-30 04:56:16 | アメコミ

HULUで鑑賞。今年のクリスマス映画!

監督:ティム・バートン

脚本:ダニエル・ウォーターズ

原案:ダニエル・ウォーターズ、サム・ハム

原作:ボブ・ケイン

製作:ラリー・J・フランコ他

製作総指揮:ベンジャミン・メルニカー、ジョン・ピーターズ、ピーター・グーバー他

出演:マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー、ダニー・デヴィート、クリストファー・ウォーケン他

音楽:ダニー・エルフマン

主題歌:スージー・アンド・ザ・バンシーズ

製作会社・配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:126分

製作国:アメリカ

 

ジョーカーの死後の話で、ジョーカーは出てこない。

有名なペンギンやキャットウーマンが登場。

ほとんどバットマン含めて、悪役というか闇を抱えている虐げられてる者しか登場しないことに面白味がある。

正義VS悪役みたいな話ではないのだ。

キャットウーマンは結婚相手が見つからない独身女だし、ペンギンは奇形児に産まれ親に捨てられた悲惨な子。

猫やペンギンがたくさん出演してて可愛い。

アクションとかに見ごたえはなく、ペンギンも報われなくて可哀想だが、原発に細工した真の悪役の社長は死んでよかったね。

クリスマスに憎しみを持つ者たちの映画なので俺にも共感持てた。ティム・バートン最高!!

これも町山さんが解説しています

 

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新・13日の金曜日 (1985) ★★★☆☆

2024-12-16 11:52:51 | ホラー

TSUTAYAで借りてきて字幕版を鑑賞。

監督:ダニー・スタインマン

脚本:マーティン・キトロッサー、デビッド・コーエン、ダニー・スタインマン

製作:ティモシー・シルヴァー

出演:ジョン・シェパード、メラニー・キンナマン、シャヴァー・ロス

音楽:ハリー・マンフレディーニ

配給:パラマウント=UIP

上映時間:92分

製作国:アメリカ

 

かなり投稿が空いてしまいました、ここ最近映画館に行けてません。

カラオケに夢中になってしまい、映画にかける時間が減ってしまいました。

13日の金曜日には本シリーズを観ると決めていたので、久々の映画鑑賞です。

 

なんと本作、前作の続き、主人公も引き継いでいます。

精神的なトラウマから抜け出せずにいるトミーは悲惨な境遇に陥っています。

精神病院で冒頭からいきなり、ジェイソンとは無関係な殺人事件が発生。

いやいや、管理者の医者どうかしてるだろ。一緒に共同生活させちゃいけない人っているんでないですか?

まあ、老人ホームでもこういう利用者同士の暴力事件というのは起こりえますが、だったらせめて凶器持たせるなと思うし、見守りもしてなかったんですかと。管理能力皆無に等しい。

本作のジェイソンは主人公と黒人少年、施設の職員パム以外ほとんど殺してしまいます。

殺し方はかなり残忍になってきています。

と思ったら、まさかのジェイソンの模倣犯というオチ。

いやいや、それはないやろ。なんでジェイソンでない奴があんな殺人に長けてるんや。

あと、最後のジェイソンを引き継ぐみたいな演出もいらない、

夢オチが多いし、なんか観ていて疲れるシリーズになってきてる。

 

以上

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動物界 (2024) ★★★★☆

2024-11-13 13:59:51 | SF

新宿ピカデリーにて字幕版を鑑賞。

監督:トマ・カイエ

製作:ピエール・ガイヤール

脚本:トマ・カイエ、ポリーヌ・ミュニエ

出演:ロマン・デュリス、ポール・キルシェ、アデル・エグザルコプロス

製作国:フランス

配給:キノフィルムズ

上映時間:128分

 

新宿ピカデリーには相当久々に行った。最近になってコンセッションがセルフオーダーに変わったみたいだ。

ドリンクバーは上映後も飲めるからありがたいね。

 

本作を知ったのは町山智浩こねくとがきっかけだ。

本作は人間が動物に変化してしまう奇病が蔓延する世界が舞台。

パニック要素は少なく、父と子の家族愛をメインに描かれている。

動物化している人間たちは着ぐるみを着ているようにしか見えないが、動物として生きていくんだ(生きていかせるんだ)という

親子の決断は涙を誘うものがある。

ADHDの女子、自分から「私はADHDだから」て宣言してるけど、そういうもんなのかね。

俺もあんな可愛い子と仲良くなりたい。

 

まあ、あれほど蔓延してたら動物化した人間を殺せ!ていう世の中の流れにはならん気もするが。

皆それぞれ異なる動物になるから、動物化した人間同士で仲良くなるわけでもなさそう。

 

以上

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イングリッド ‐ネットストーカーの女- (2017) ★★★★☆

2024-11-11 14:49:05 | ドラマ

Amazonプライムで購入して鑑賞。

監督:マット・スパイサー

脚本:マット・スパイサー、デヴィッド・ブランソン・スミス

製作:ジャレッド・イアン・ゴールドマンetc

製作総指揮:メアリー・ソロモンetc

出演:オードリー・プラザ、エリザベス・オルセン、オシェア・ジャクソン・Jr

音楽:ニック・ソーバーン、ジョナサン・サッドフ

製作会社:スター・スローワー・エンターテインメント、141エンターテインメント、マイティ・エンジン

配給:ネオン

上映時間:98分

製作国:アメリカ

 

日本では劇場未公開作品。タイトルにつられ視聴。

作りや演技は皆上手い、現代の風刺作品。深いテーマはないが、こういうさくっと観られるコメディが好きだ。

ネットストーカーの主人公女イングリッドは、人との距離感がバグっているゆえに精神病院に入れられる始末。先日起きた北海道の大学生殺人事件を思い出す。

女は退院後も治らない。

イングリッドはインスタグラマーの女、テイラーに接近。ストーカーといっても、男女の話ではない。彼女は承認欲求をいいねの数で満たしたいのだ。

私は、ニッチなものにしか惹かれないから彼女の心情には共感できないが、距離感バグってる負け組としては共感した。

本作唯一の善人の黒人、アイスキューブの息子とは。彼が病院に駆けつけてハッピーエンドてなるのが普通だが、悲劇の主人公としてバズった方がイングリッドにとっては幸福なのが恐ろしい。

黒人のダン・ピントがイングリッドを他とは違う女と好きになるのは微笑ましい。

しかしイングリッド、とにかく手段を選ばない非社会的な女。現代のSNS社会の息苦しさを風刺しているようにも感じたが、私にもダン・ピントのような「女性」が現れるのを願うばかりである。

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