TSUTAYAで借りてきたものを鑑賞。
監督:デイビッド・イェーツ
脚本:スティーブ・クローブス
製作:デイビッド・ヘイマン、デイビッド・バロン、J・K・ローリング
製作総指揮:ライオネル・ウィグラム
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
音楽:アレクサンドル・デプラ
製作:ワーナー・ブラザーズ、ヘイデイ・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザーズ
上映時間:146分
とうとうハリー・ポッターシリーズもこれで観るのは最後。
最終作は前編・後編に分かれており、公開も間隔が1年も空いている…
にもかかわらず、前編が極めて中途半端なところで終わっており、ただキャラが1人ずつ殺されていくところを
観るだけという、劇場から出てきた人たちはさぞかし暗い話を見せられてどんな気持ちで出てきたんだろう、と想像してしまった。
寄生獣みたいに、前編だけでも起承転結があるのかと思いきや全くそんなことはないのである。
まあ、それはそうと、本作を前編後編分けずに1作として観たとして、後編の最終決戦はもはやハリー・ポッターらしからぬ、スターウォーズ的な反乱軍VS帝国軍の衝突の絵図を彷彿とさせた。これにはスターウォーズファンの私の心も燃え上がった((
ホグワーツの生徒や教師が多数犠牲となる中…ドラコが鍵を握るのかと思いきや最後までかませ犬で終わった。
セブルスは悪役に見せかけて二重スパイだった。だがこれは観客も想像していただろう。なぜなら本当に悪役だったら
一作目との整合性がとれていないからだ。
しかし、幼い頃の初恋に中年になるまで思いを馳せ続けるのは気味が悪すぎる。
映画ではジェームズがどんな人物だったかは最後まで描かれることはなかったが、実はそんなに好かれているわけでは
なかったのかもしれない。
序盤の魔法省に侵入するパートの、ダンブルドアの庇護外にある3人が大人のふりをして冒険に出る光景も好きだ。
いつまでも絶対的な味方がいてくれるとは限らないのだ…
ロンに襲い掛かる幻影の内容がハリーとハーマイオニーが裸で抱き合うという生々しいところもいい
気になるのは、ヴォルデモートが思ったより間抜けだったということ。蛇を安全な所へ避難させておけばよかったんに