シネマイクスピアリにて字幕版を鑑賞。
監督・脚本:アキ・カウリスマキ
製作:アキ・カウリスマキ、ミーシャ・ヤーリ、マーク・ルオフ、
ラインハルト・ブルンディヒ
出演:アルマ・ポウスティ、ユッシ・バネタン
音楽:マウステテュトット
上映時間:81分
製作国:フィンランド、ドイツ
配給:ユーロスペース
フィンランドの首都ヘルシンキが舞台。
廃棄処理品を貧乏人に恵んでやる描写は『百円の恋』を彷彿とさせる。
まあ、それで腹痛起こしたりしても責任取れませんからね(
カラオケバーにて偶然出会った独身同士の冴えない男女が、惹かれ合う話。
男は仕事中にも酒を飲んでいるようなアル中の男。
女から電話番号を聞き出すも、紙を紛失。最終的には待ち合わせ直前に電車に撥ねられるなど、すれ違いが続けて起こり
なかなか2人の距離は縮まらないが、最終的にハッピーエンドで終わる。
男は女から酒をやめるよう説教されるとキレて帰るが、思い直してキッパリ断酒するのである。
中年になってもこんなほっこりした恋があるといいですね。
作品は日本の歌謡曲も含め、様々な時代の音楽に彩られている。
現代の2人組のデュオも出演。
また、ウクライナとロシアの戦争のニュースもたびたびラジオに流れ、これが今作られた映画であることを観客に認識させる。
こんなひどい時代に、せめてもの愛を。。
スナックでなくて、カラオケバーなるものがあれば出会いを期待して私も行ってみたいですねw