今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

美的な食器棚完成

2011-05-12 17:25:02 | 実践

「食器棚全体を一幅の絵画にしましょう。」


ひでこ先生の鶴の一声で、取材のテーマが決まった。


我が家の取材は、
ベテランのダンシャリアンが上級テクニックを披露する…みたいなコンセプトだったようだが、
一転、師匠に食器棚を整理してもらう内容になってしまった

このベテラン…ってとこが、おもいっきり嘘なんですけど。

でも、まあ、不要物で溢れかえった部屋から、ゴミ袋を何個も運び出す…的な話ではないから、
一応、ちょっと年季が入った人の断捨離ストーリーと言ってもいいかもしれない。



まず薬や日焼け止めクリームを入れたプラスチックかごは全部撤去した。

ワイングラスも下段に移動。

ガンダムやお香も絵画の一員としては、そぐわない。


要らないものを取り除いたら、後は並べ替えだ。


嫁入りの時に持ってきた、ノリタケの洋食器セット。

全部で40ピースくらいあって、
私の中の位置づけは特別な日かお客様用。

使う頻度は1ヶ月に1度くらいか…。

でも大切な品で、断捨離対象ではない。

皿は4サイズが6枚ずつ。

これを1サイズ間引いて、下段の見えない処に仕舞う。


コーヒー&紅茶のカップ2~3客ずつが数種類。

全部2個ずつに絞り、1段に1種類だけ、空間をいっぱい使って飾る。


湯のみの類も、6~10個が数種類。

積み重ねてあったが、全部、平置きにする。

これも1段につき1種類だけ。


「あと何か、ここにしっくりくる器、ないかしら~~。」

…と言われて閃いた。


実は私の曽祖父は貿易の仕事をしていて、
戦後、アメリカの進駐軍に全て接取されるまでは羽振りがよかった。

その時代に集めた古い器、
私が“お道具”と呼んで、普段には絶対使わない器がある。

嫁入り道具として持ってきてから、ずっと桐の箱の中に眠っている。

だって、すっごく古いモノだと言うし、(江戸時代…とか
そんな歴史的に重要かも知れないモノ、使って割りでもしたら大変だ。

日本文化を葬ることになる…とずっと思っていて、(←かなり大げさ)
使うことはおろか、飾ることすらしなかった。


その開かずの桐の箱から、こんな美しい器が出てきた。





き、きれい・・・。

20年近くも忘れていたけれど、私、こんな美しい器を持っていたんだ。

これに肉じゃがや酢の物を盛ることは考えられないが、
箱から出して、飾るのはいいんじゃないか?

恐る々る手にとって眺めていると、
「和食器って、意外とアイスクリームとかに合うのよ。」
…と、くったくなく仰る。

飾って目で楽しみ、ついでに時々は使え…ってことだな。


遊び心満載のひでこ先生は、こんなお茶目なディスプレーもしてくださった。



赤い塗りのフォークが、渋い菓子皿の上で、なんとも可愛らしい。


かくて、すし詰めではなくても、雑然としていた食器棚が、

before

こんな感じに変身した。

after


今回、下段に仕舞ったワイングラスや桐箱入りの器を、
気分や季節に応じて、入れ替えしていけば、変化も楽しめて、さらにグ~



この一部始終を、カメラマンのカオルさんがずっと撮っていた。

1時間のドキュメンタリー番組のために、100時間のテープを撮るという。

それを編集で100分の1にまで、そぎ落とす。


「これこそ究極の断捨離ですね

撮影後、近所の和食屋さんで遅い昼食をとりながら、ひでこ先生が言う。


この番組は、TV東京のソロモン流。

案内人はサスペンスの帝王、船越栄一郎さんだ。

お約束の、断崖で告白したりするシーンが、・・・あるわけないか


そういえば船越さんの奥様は、お掃除好きで知られる松居一代さん。

私生活のエピソードを交えたトークなんかも、あるのかな。


放送予定は5月15日。

石川県でのオンエアはないとのことで、ちょっとほっとしている。

ソロモン流予告動画 →☆☆☆

 



「断捨離セミナーin金沢」は講師の意向で、名称を「断捨離講座in金沢」に改めました。

内容は従来と変わりません。

6月の連続講座は、着々と準備が進んでおります。

残りあと8席です。



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