今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

キーワードは魔窟

2011-06-05 09:13:31 | セミナー

不思議…。

断捨離講座が終わると、なんで毎回、皆さん笑顔なんだろう。

特に1回目のガイド編は、現在の状態を嫌というほど認識させられるから、
痛いところを突かれて、凹んでいるはずなのに。

ニコニコして、来週が楽しみ~~~と口々に仰る。

部分参加の予定だった人が、やっぱり全部参加します!…と翻意したりする。


断捨離講座in金沢、1回目の参加者は34名+アシスタントのEmiさんと私。

ほとんどが北陸3県からのご参加だが、
遠くは奈良や糸魚川からもお越しいただいた。

女性が多いが、男性も3名。

少数だけに、男性参加者は特に可愛がります…とひでこ先生。

余談だが、決して大きくはないグループに、
「めぐみさん」が3人とお名前に「千」がつく方が5人もいらっしゃる。


もしかしたら出席できないかも…と事前に連絡を下さった2名も、
無事に参加することができた。

大丈夫、だって断捨離の神様がついてるんだから


4名でひとつのテーブルを囲む。

何気なく席を選んだつもりでも、実はそうではない。

なかには知り合い同士で参加される方もいるけれど、ほとんどの方が全くの初対面。

ほんの5分前までは、同じグループになるなんて思いもしなかった者同士だ。

だけど3時間半の長丁場、
自分の悩みや弱さをさらけだし、一緒に泣いたり笑ったりする大切な仲間になる。

9つできたグループには、きっとご縁という、見えない力が働いている。


まずテーブルごとに自己紹介をして、受講動機を話してもらう。

4人が話し終わると、ひでこ先生が開示されたお悩みに考察を加え、
さらに質問をしたり、解説をしたり、
自己紹介といいながら、すでにセミナーモードに入っている。



前回もこの時間は、予想を遥かに超えて充実していて、
あまりの内容の濃さと熱さに、もう自己紹介だけでお腹いっぱい状態だった。

今回もそれを上回る、ものすごい勢いで、出るわ、出るわ、出るわ…。


片づけはいつかすればいいや…とずっと先延ばしにしている。

仕事を辞めたら、すればいい。

でも仕事を辞めたら辞めたで、明日すればいい…と言い訳ばかりで始められない。


小さい子どもがいて、ついイライラして怒ってしまう。

だけど怒ってしまう時は、たいてい家の中もくちゃくちゃ。

断捨離をして、些細なことでカッカしない自分になりたい。


講座に参加することで、本気で燃えたい!


本を読んで断捨離をしてみたら、なんだか悪いことが起こる。

これはどうしてでしょうか?


ここら辺で、しっかり正面から自分と向き合ってみたい。


断捨離とは自分を大切にすることだと思う。

今・ここで生きる自分になりたい。


断捨離を実行しているけれど、停滞中なので、お尻をバシバシたたいて欲しい。


我が家には“魔の巣”と呼ばれる部屋があり、よく「これ魔の巣に置いておいて」などと言う。

ところが2歳の我が子の口から、「まの・・・」という言葉が出た。

あの可愛い口に、そんなことを言わせたくない。


捨て始めたら、自分がものすごく夫に気を遣って生きていた事実に気づいた。


年をとってきた母親の溜め込み癖が、ひどくなっているような気がする。


涙あり、笑いあり、
人の悩みでありながら、何かしら自分に共通する点や感じる点がある。

いろいろな集まりで自己紹介する機会はあるけれど、
こんなにも真剣かつ本気で語り、また聞き入る自己紹介って他にあるだろうか。

この集団なら大丈夫…という安心感があるのか、
普通なら打ち明けるのが恥ずかしいような家の内情を話してくださる。

そして本音だからこそ、胸に染みるし、深く共感もできる。


複数の方が「家に魔窟がある」と告白した。

「今回のキーワードは魔窟ですね。」



日本各地で講座やセミナーを行うひでこ先生、
学ぶテーマは同じでも、集まる人やその事情やお悩みは微妙に違うので、
キーワードは毎回違うと仰る。

キーワードは参加者の皆さんの中から浮かび上がってくる。


6月の金沢3回連続講座、キーワードは魔窟に決定!


きっと切実なんだと思う。

見ないようにはしてるけど、あの魔窟をなんとかしたい…と常に意識の端にある。

目の上のたんこぶみたいで、鬱陶しいことだろう。

すっきり住まいとごきげんな毎日の実現に、魔窟の断捨離は避けて通れない。

腹をくくって、向かい合うしかない。

時は来たれり。

長年の開かずの間、魔窟掃討作戦が始まる。

(講座のレポートは次につづく)




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