暑い真夏日だって
気温もさることながら、この湿度にはまいる。
6月だというのに、もう体がバテ気味で、何もしたくない。
ず~~っとウダウダしていたいところだが、
実際にウダウダして夜になると、激しい自己嫌悪に襲われるのは必至。
それも嫌なんだよね~~。
…こんな時は、アレだな。
ウォークマンでノリのいい曲を大音量で聞きながら、
何も考えず、ただただ、我が家のパワースポット、キッチンを磨く。
不思議なもので、体を動かしていると、いつの間にかウダウダした気分は霧散する。
暑いからたくさん汗をかくし、ダイエット効果もばっちり。
おまけにキッチンがピカピカになれば、
気分爽快、へばりつくような鬱陶しさとも、おさらばできる。
至れり尽くせり、いい事ずくめだ
では…、ちょっくら行ってきます。
…で、3時間後。
キッチンのみならず、リビングもきれいに片づいた
それだけ動くと弾みがつくのか、このまま終わるのが惜しくなる。
現在、外壁の塗り替え中で、窓を開けられないため蒸し風呂状態の2階で、
やらなきゃ・・・とずっと気になっていた衣類の整理に突入した。
夏物と入れ替えながら、断捨離も同時進行。
前のシーズンには思い切れなかったけど、今はそれほど執着していない服、
1年たって好みが変わった服、
この夏、着たいと思えない服、
子供たちの小さくなった服、
卒業していらなくなった制服etc.
軽快にゴミ袋に詰めていけるのは、セミナーの余韻か、
はたまた暑さで頭がぼ~~~っとしているからか。
衣類の断捨離は、私にとってハードルが高い。
小さい時から、衣類を大切に…と、繰り返し母に刷り込まれてきたせいかもしれない。
衣替えの極意も叩き込まれている。
そんなにしなくても…と思えるほど、しっかり管理させられた。
シーズン中、1回でも着た衣類は、洗濯あるいはクリーニング、
必要とあればアイロンもかけて、防虫剤と一緒に、保管ケースに入れる。
でも、いる・いらないの判断は管理に含まれないため、
衣類の量は年々増え、その都度、保管ケースを買い足していく。
そうして押入れやクローゼットは、もう着ることもない古い服の墓場と化した。
2年前に断捨離と出会ってから、ずっと母に植え付けられた観念と戦ってきた。
捨てたい、もういらない…と思っているのに、処分できない私。
なんでだろう…。
母はお洒落が好きだった。
ファッションの仕事に就いていたこともある。
だから母にとって、衣類は優先順位がとても高いモノで、処分の対象ではありえない。
…でも、私は違う。
私は、清潔で小ぎれいにしていたいとは思うけれど、
たまに新しい服を欲しいと思うこともあるけれど、
基本的に、お洒落にさほど興味はない。
コーディネイトに工夫もなく、小物やアクセサリーもいらない。
気に入った服なら、毎日着たって平気だ。
だから枚数はそんなに必要ない。
昔の服なんて、もっといらない。
結婚した後もずっと母の管理方法を踏襲してきたが、その呪縛こそ、もういらないのでは?
そう気づいてから、衣類の断捨離も少しずつできるようになってきた。
とても辛いことではあるけれど…。
それにしても、今日は、思いのほか、じゃんじゃん思い切れたな~。
暑さとBGMのせいかな…。
熱中症になりそうなくらい、汗もかいたし、なんか気持ちいい。
本日の成果は、キッチンとリビングの片づけ&衣類の断捨離、
午後のウダウダした気分が、今はすっきり爽快、よく眠れそうだ。
桑田圭介くんとクイーンに感謝
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