なんということでしょう
今朝、冷蔵庫の底に、あってはならない物を見つけてしまった。
それは・・・、溶解しかかったキュウリ
いつ買ったんだっけ…。
夫の実家の手伝いや高校総体の送迎&応援、
暴風雨の後片づけや講座の準備などで、この2週間ほどかなりばたばたしていた。
家の中よりも、外に気持ちが向きすぎていたんだろう。
夕飯が作れなくて、外食した日も数回。
使うはずだった食材をそのまま放置していた。
いかんいかん。
せっかく断捨離講座が開講中なんだから、初心に返ろう。
軸を自分と今に戻して、モチベーションをあげていこう。
断捨離講座in金沢、ガイド編、
なんと3時間半のうち、最初の2時間半ほどは自己紹介に費やされた。
だがただの自己紹介ではない。
ひじょうに内容が濃くて含みのある自己開示が伴い、
話す方も聞く方も、ともに大きな気づきや共感を得る。
そこに加えられる、ひでこ先生の的確な考察。
どうして?
これはどういうこと?
もっと知りたい、学びたい!
会場内にはそんなオーラが充満した。
最後の1時間は、ひでこ先生の通常の講義。
家が片づかない最大の原因は、モノの量だと仰る。
アリが1匹入り込んできても、取り除くのは簡単だけれど、
もし300匹、1,000匹、5,000匹のアリが来たら、どうだろうか。
あまりの気持ち悪さに逃げ出してしまう。
それと同じで、家の中に不要物が1個あるなら、
それほど気にもならないし、処分も容易だ。
だが、不要物が数えることもできないくらい膨大で、
その中で溺れているような状態だったら、
私たちはどこから手をつけていいかも分からなくて、ただただ途方に暮れる。
でも、もし1匹だけでも取り除けたら、
昨日よりも確実にアリは少なくなっているはず。
まだ299匹もいるよ~~と嘆くのではなく、
1匹減らせた私は頑張った!…と思えばいい。
断捨離は減点法ではなく、加点法。
できなかったことに目を向けて自分を責めるのではなく、
少しであっても、できたことを認めて、そのことを喜ぶ。
自分を減点する人は、他人も減点する。
たとえば、自分の連れ合いの長所、
とっさに幾つ挙げられるだろうか?
あまり多くはないと思うが、短所なら、いくらでも湧いてくる
でも粗探しをして暮らしても、何もいいことはない。
自分も周囲も加点法で捉え、
できない探しではなく、できる探しのトレーニングを積んでゆく、それが断捨離流だ。
私たちには、なぜかモノを主役にする癖がある。
今、私が必要か、今、私がそれを使いたいかではなく、
まだ使えるから、高かったから、思い出があるから、頂き物だから…と
自分よりもモノに焦点を当ててしまう。
お茶漬けが食べたい時は、お茶漬けが欲しいのであって、
豪勢であってもフレンチのフルコースに食指は動かない。
今現在の私が何を喜ぶのかを考え、
モノに与えてしまった時間・空間・エネルギーを取り戻しましょう!…とのこと。
それは自分自身をもてなすことに繋がっていく。
お客様がみえた時、たいていの人は掃除をして、
花を飾り、いつもよりいい器を出して、おもてなしをする。
断捨離では、他人ではなく、まず自分をもてなす。
掃除の行き届いた部屋、客用に仕舞いこまれた上等の食器、
それをまず、自分に与えてみよう。
貴方は景品でもらったカップが相応しい人ですか?
違うでしょう?
普段からウェッジウッドの器でお茶を飲むことを、自分に許可する。
そうすると自然とセルフイメージもアップする。
自分を大切な存在だと思い、もっと自分が好きになる。
2回目の意識編は、6月9日。
どうして捨てられないのか、
処分をためらう背景には何があるのか、
一体私は何にそんなに囚われているのか…、
きっとそういうテーマのお話が聞けることと思う。
何回聞いても、めっちゃ楽しみだ
レオナルド・ダ・ビンチが満開。
クレマチスも負けていない。
ハーグレイ・ハイブリッドの陰から、
小ぶりのプリンセス・ダイアナが顔を出している。
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