娘が一生懸命断捨離したら、私に掃除機が当たった! (⇒トンビに油揚げ参照)
我が子の油揚げをかっさらったトンビか…とも思ったが、どうも違う。
娘は娘で、断捨離の恩恵をちゃんと受けているようだ。
それは、目に見える物品ではない。
充実した生活だ。
夏休み中、ほぼ毎日、部活があった。
SPF50の日焼け止めを1週間で1本使い切るようなケアをしていても、
顔も手足もこんがり焼けて黒光りしている。
猛暑日の真昼間に、炎天下でよく頑張ったと思う。
その甲斐あってか、1年生大会ではまさかの2回戦突破、
地区大会では、2年生を破り、1勝を挙げた。
彼女は高校生になって初めてラケットを握った初心者だ。
経験者や軟庭出身者ばかりのテニス部では、一番勝利から遠い存在。
顧問の先生も、びっくりしていた。
また断捨離をするきっかけとなった大量の宿題も、
中学時代に通っていた塾の自習室にもぐりこみ、期日前に終わらせた。
自習室に行くと、受験生時代を思い出して、気合が入るらしい。
友達にも恵まれている。
入学当初、同じ中学の出身者がクラスに誰もいなくて、
なんとなく出遅れた娘は、友達作りに苦労していた。
最初のうちは、一人ぼっちでお弁当を食べていたらしい。
「なんでこんな高校に来ちゃったんだろ…」という言葉を聞いた時は、
正直、がっくりきた。
あんなに頑張って入った高校なのに。
だが1ヶ月もすると、部活の友達もでき、クラスにも馴染んだ。
今では、誰もが彼女をニックネームで呼び、周囲にはいつも誰かがいる。
全方位外交とでもいうのか…、
特定のグループには所属せず、好きな時に、どこにでも入っていけるとのこと。
先日もテニス部の友達が家に遊びに来て、海外ドラマの鑑賞会をした。
ドラマを見ながら、食べる、喋る、笑う…となんとも忙しそうだったが、
キャーキャー盛り上がる様子は、女子高校生ならでは。
今日は文化祭。
ちょっと遊びに行ったら、友達と一緒に模擬店でなにやら買っている娘を見かけた。
今という時をエンジョイしている姿を見て、こちらも幸せな気分になった。
懐かしいな…、高校時代。
そして、宿題が終わったら…と約束していた旅行も実現した。
(さてどこでしょう?)
こんなに充実した毎日、幸せと言わずして何と言う。
確かに努力もしているので、
すべて断捨離のおかげ…とまでは思わないけれど、
自室を片づけて、気持ちのいい居住空間を手に入れたことと無関係ではないはず。
掃除機より、そっちの方がいいな、…なんて思っちゃう
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