今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

チャンス到来

2012-03-04 12:14:03 | 実践

春は旅立ちの季節。

若人は希望に胸を膨らませて、未知の世界へ飛び込んでいく。

これからどんな出会いが待っているのか。

新しい街、新しい学校、新しい職場、新しい生活、新しい人間関係…、

考えるだけでわくわくすることだろう。

でも新たな一歩を踏み出す前に、

立つ鳥跡を濁さず。

これまでの生活にもきっちりけじめをつけてほしいものだ。


…ということで、進学先が決まり、

新生活に気もそぞろ、ごきげんムード満開な息子に、

旅立つ前に、自室を片づけるよう進言した。

大切なモノ、思い出がこもったモノは置いておけばいいが、

もう2度と使わないモノ、卒業したモノは、自分の手で処分するように!…と。


断捨離を始めた当初、調子に乗った私はタブーを犯した。

すなわち家族のモノに手を付けてしまったのだ。

…だって、人のモノって、執着もないし、簡単に捨てられるんだもん!


勝手に私物を処分され、子供たちは不快だったと思う

最初の導入部分で思いっきり失敗したため、

以後、息子は断捨離にアレルギー反応を示し、

「俺がこの家の断捨離の防波堤になってやる」と宣言していた。

ここまで意固地になっていては、説得も説明も火に油を注ぐだけ

もう息子には何も言うまい…と心に決めて、

ハムスター小屋のような部屋にも目をつぶっていた。


…だが、今は、相手も超機嫌がいいし、

節目とか、けじめとか、そういう言葉がすんなり入るようだ。

千載一遇のチャンス到来。

今を逃す手はない。


“断捨離”という言葉は使わずに、“お片づけ”を薦めると、

意外とすんなり同意した。


まず手始めに、教科書やプリントの類。

家のあちらこちらに、うず高く積み上げられ、

いつもすっごく目障りだったが、

受験が終わるまでは…とずっと忍の一字で我慢していた。

でもいったん選別し始めると、

あれも、これも、それも、どれも、み~~んな不要。

70リットル入りごみ袋が2袋、ものの10分でいっぱいになった。
(あまりにも重かったため、後から小分けした。)

よしよし…、早速、明日のゴミの日に出そう…とほくそ笑んでいたら、

なんと夫が口を挟んできた。

「妹が使うかもしれないから、チェックしないと!」


えええええええ~~~~~~っ!


せっかくごみ袋に入れたのに、それをまたほじくり返せと?


こういう話はよく耳にする。

自分がゴミに出したはずのモノが、

いつの間にか、元の場所に戻っている…とか、

やっとの思いでごみ袋に入れたのに、

家族が「もったいない!」…と袋から出してくる…とか。


人の家のことだと笑い話で済むけれど、

いざ我が家のことになると、すごく鬱陶しい。

断捨離は、家の外に出して初めて完結する。

せっかくごみ袋に入れても、

廊下の隅や納戸や倉庫に保管しておいたのでは、意味がない。

ゴミステーションに運び込んでしまえば、

とてつもなくすっきりすることは、これまでの経験からよ~~く分かっているのに、

ここで待ったがかかるとは!


うちにも居たんだな、…思わぬ伏兵が


でも余計な波風立てるのも、後々面倒くさい。

テスト期間中で、時間がないと渋る妹(娘)を説得して、

ざっと目を通してもらった。


多分いらんだろうけど、国語の便覧だけもらっとくわ。」とのこと。


多分いらないのに、取っておくのは、ものすご~~く心外。


…だけど、今回出たゴミを円滑に捨てるために、あえて目をつぶる。

自分の意が通って、夫も満足そうだし…。


ま…、そのうちまた処分の機会もあるだろう。


よし、この調子で、どんどん行きまっせ~~~



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