今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

超お気に入り

2012-04-09 14:21:15 | 実践

キッチンのない生活は、思いの外、不便だった。

リフォームの工期は1週間。

そのくらい、お弁当を買ったり、外食するから大丈夫!…と思っていた。

それどころか、1週間も食事の準備から解放されるなんて、
超ラッキーと、ほくそ笑んでいた。


…だけど、憧れの外食生活も3日で飽きた。

たまに行くから嬉しいのであって、
毎食毎食だと、なんだか億劫で面倒くさい。

お金もかかるしね。

お湯ひとつ沸かすにも手間がかかるし、
コーヒーを淹れるのも、洗面所にコーヒーメーカーを持ち込み、
朝もいちいちトースターを電源の近くまで移動させ…、
食器は洗面所で洗って…。

キッチンの便利さが、今更ながら身に染みる。

なんでもそうだけれど、
無くしてみて初めて、その有難味が分かる。

あまり真剣に考えたことはなかったけれど、
家で食事をするって、本当はとても恵まれたことなのかもしれない。

キッチンが新しくなったら、
そこらへん、ちょこっと意識してみよう。



さて大工さんや水道屋さんが作業をしている間、
私は外に運び出したキッチン用品諸々の見直しをしている。

新しいキッチンに、わざわざ不要なモノを持ち込みたくない。

今の私の基準で厳選して、
必要最小限、かつ好きなモノだけに絞りたい。

収納スペースを削減してなお、
戸棚や引出しにたっぷり空間が…というのが理想形。



これは主に朝食の時使っていたカップの数々。

朝食用…ってなに?数々…って?

毎日使うからという理由で、私の意識を易々とすり抜けていた。

しかも数が多い。

子供が旅行のお土産で買ってきてくれたとか、
金縁じゃないから電子レンジOKとか、
それなりの理由もないわけじゃないけれど、
これは明らかにNGな感じ。

この先も人生をともにしたいカップだけに絞ってみよう。




例えばこれ。

かれこれ30年くらい使っている。

しかも毎朝。

元々は叔父が結婚祝いに貰ったペアカップだったが、
片方が割れて、シングルになった。

すると祖母が、
「縁起が悪いから、momoちゃん、使いなさい。」…と
私にくれたイワクつきの品だ

だがこのカップ、
薄手で口当たりがよく、たっぷり入って、
手にしっくり馴染み、私の超お気に入りとなった。

もし割れたら、今度は自分で同じ物を買いたいくらいだ。


これくらい惚れ込んだ品々で身の回りを固めたら、
どんなに毎日がごきげんだろうか。

そこまでのお気に入りにはなかなか巡り会えないが、
少しでも近づけたら…と思う。



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