ナデシコのなかま
なでしこといえばなでしこジャパンが思い浮かびます。ナデシコの花は秋に目にするはなですが、春にさく小さな花の紹介です。
カーネーションでおなじみのナデシコ科の植物はどれも葉が対生に付きます。春に見かけるのアは、小さいので目に付きにくいものが多いです。ナデシコ科の花弁は5枚です。花びらに深い切れ込みがあって、見ため10枚に見えます。
ハコベ(コハコベ)
春早くに小さな花をつけます。めしべの先が3つに分かれるのが特徴です。茎に一列毛があります。
ウシハコベ
コハコベが咲き終わる頃、やや大きめの花をつけます。めしべの先が5つに分かれます。
ツメクサ
葉の形が細く、つめの先のようなのでツメクサといいます。アスファルトの間などにたくましく生えますが、小さいので見落とすことも多い花です。
オランダミミナグサ
ハコベに似ていますが、茎や葉全体に毛が多くあります。
ノミノフスマ
花びらの切れ込みが深く、10枚の花びらのように見えます。
(「生きている猪名川」より)
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