アサイAçaí(ヤシ科)
ブラジルの奇跡アサイ、アマゾンの黒い真珠アサイー
原産地ブラジル – アマゾン地域のヤシの実を紹介しているのは「株式会社フルッタフルッタ」。
神戸三宮でジュースバーを開店、「アグロフォレストリーの産物でお客様の美と健康に貢献する革新的な商品をつくり、利益をアグロフォレストリーに還元することで経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現を目指す」会社として発展。特にアサイを積極的に日本に紹介している企業だ。詳しくはホームページをご覧いただくとして、今回はアサイの紹介
アサイーはアマゾン地域の代表的なヤシの木です。川の浸水した地域や氾濫原でよく見られます。高さは 25 m にもなり、幹の直径は 15 ~ 25 cm になり、通常は群生します。もともとアサイは川沿いの人々の主食で、魚、エビ、または肉に関連するキャッサバ粉と一緒にまぜて食べられていました。
ヤシの実というと、小型のラクビーボールをイメージしますが、キンカンぐらいの丸い実です。実の色は紫または黒です。ポリフェノールや鉄分が非常に豊富な実です。
収穫は8月から2月にかけて行われます。果実をとるには木に登る必要があります。
朝食に果肉をピューレ状にすりつぶし、ファリーニャと呼ばれるキャッサバ芋を炒ってフレーク状にしたものを混ぜて食べます。
日本でいうなら冷たい朝がゆというかんじでしょうか。立ち食いソバの店で朝食をとる感じで、簡単な朝食になっています。
また、早期老化を防ぐなど優れた成分があります。健康食品としてブラジル全土でいま注目されています。アイスクリーム、リキュール、スイーツ、ネクター、ゼリーが果実から、さらに染料やアントシアニンの抽出にも利用されています。
利用は果実だけでなく、木の房でほうきを作り、葉は屋根にしき、種子は動物のえさになり、幹は簡単な家を建てるための柱などの材料になります。製紙の原料にもなっています
アサイは熱帯雨林の独特な条件熱帯アマゾン環境の湿気の多い気候により発達したヤシの木です。
アマゾン地域にとってのアサイーは持続可能性の役割を持っていました。何世紀にもわたって、先住民や川沿いの人々の生計手段となっていました。
アサイはなれると癖になるけど・・・
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