春の使者ミヤマセセリ(セセリチョウ科)
里山での作業しているときに、今日(3月8日)、ミヤマセセリを見つけた。
春の使者です。ミヤマセセリは、写真のようにはねを水平に広げて止まることが多いようです。
ムラサキシジミやテングチョウなどは成虫で越冬する蝶ですが、ミヤマセセリは幼虫で越冬し、春早く蛹になって羽化します。
スミレの蜜をすうミヤマセセリ
幼虫はコナラ、クヌギ、カシワ、ミズナラなどのブナ科の葉を食べて育ちます。
ミヤマセセリの卵は新芽の付け根あたりに産み付けられ、やがて孵化し、柔らかい新葉を食べ育ちます。ゆっくり成長し、夏になっても食べ続け、晩秋にやっと成熟し、木を降りて落ち葉中で冬を過ごすことになります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます