野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

コハクチョウを探して

2019-01-06 | フィールドガイド--野鳥--

加西市のコハクチョウの飛来地を見に行きました

今月観察会をするので、その下見です。

加西市は、国内最南端のコハクチョウ越冬地の一つです。コハクチョウが初めて飛来したのは1980年ごろ。当時は数羽でしたが、毎年少しずつ増え、近頃は50羽以上の群れが飛来します。」(かさい観光HPより)

伝通池・中池・三田池
長倉池
山下新池
を紹介していましたが、いずれもみられず。
「加西市水正池に飛来した白鳥」blogをみつけて
あらためて水正池に(shシン)
県道のよこにある池に10羽あまりのコハクチョウが羽をやすめていました
画面の遠く端のほうにいます。
この日は県道からはよく見えました。

小野市鴨池

2019-01-05 | フィールドガイド--野鳥--

小野市 鴨池
「播磨中部丘陵県立自然公園の中心地にある「鴨池」。 その名の通り、昔からカモなどの渡り鳥の飛来地として知られています。 冬になると、シベリア方面からカモやコハクチョウが飛来し」
ということで鴨池を見に行った。
オナガモ、バン、アオサギ、ダイサギ、トビ、ヒドリガモ
対岸にはヌートリア

 

 

 


冬ごしの植物 ロゼット 1

2019-01-03 | フィールドガイド--植物編--

冬ごしの植物1
霜の降りる1月の植物の様子をまとめた。
ウマノアシガタ
根際から出る葉は手のひら状に3つから5つに深く裂け、束になって生える(束生)が特徴。
オランダミミナグサ
ロゼットではない。毛が多いのが、霜が降りるとよくわかる。
タネツケバナ
イネの種もみを水に漬け、苗代の準備をする頃に咲くことからタネツケバナ。
水田で早く咲くのがみられる。
ハハコグサ
春の七草のひとつのゴギョウとはこれ。
ヨモギ
地下茎をのばしてその先に冬越しの葉をつける。
スイバ
冬でもけっこう大きな葉を広げている。


冬のロゼット

2019-01-02 | フィールドガイド--植物編--
正月からいい天気。1月2日、ご近所観察、ロゼットの写真を撮りに行ったが
もう咲いている花がたくさん
見つけたものをきろくしておこう
セイヨウタンポポ
開花時期 セイヨウタンポポ(3月---10月)となっているが  冬でも関係なく咲いている。
虫のいないときに咲いておもうが、無融合生殖(単為生殖)をするので、受粉できる。
たくましい。
ギシギシ
よく似たスイバは雌雄異株であるのに対し、同じ株に両性花と雌花をつける。
また、茎や花が赤味を帯びない点で区別できる。
この時期はロゼットの状態なのに早々に葉をあげている。
オオイヌフグリ
寒さ厳しいとオオイヌノフグリは花が開かず枯れてしまう。
この場所では群生して、寒さをお互いに防いでいるのだろうか
2月ごろから春にかけて花が咲きはじめるのだが、今年の冬は暖かいのかもう咲いていた。
ナズナ
この時期ロゼッットで冬をすごすはずで、葉を広げ太陽の光を受けて寒い冬をすごす。
オオイヌフグリと同じ場所でみつけた。もう咲いていた。
オランダミミナグサ
夏の間を種子で過ごして、秋に一斉発芽する。冬の間はロゼットであまり目立たない。
葉に毛が多い。花をつける頃には茎がうんと伸びてくる。
花は冬に咲くこともある
ホトケノザ
畑などでよく見かける越年草。
1月の中頃から、紅紫色で唇を開いたような形をした花が咲いているく。
ホトケノザは寒さが厳しいと花は開かないで閉鎖花のほうが多いというが。

イノシシ年

2019-01-01 | フィールドガイド--その他の生き物--

あけましておめでとうございます

去年の神戸新聞の記事より

2018/2/9 06:00神戸新聞NEXT
兵庫県内のイノシシ被害、2年連続で全国最多
イノシシにかみつかれたり、突進されたりしてけがをした人身被害で、兵庫県が2016年度、17年度(11月末まで)の2年連続で全国最多を記録していることが8日、環境省への取材で分かった。
17年度は2番目の岐阜、京都などが3件にとどまる中、兵庫は13件と突出している。

六甲のイノシシは有名。

神戸・六甲山付近で多発している。のニュースは毎年聞くことに

イノシシの増加: イノシシの分布は以前は九州、四国、神戸の西日本を中心にみられていますが、最近では神奈川、山梨、千葉などの東日本でも多くみられるようになりました。イノシシは足が短いため深い雪が苦手なのですが、最近の降雪量の減少により、富山、新潟などの日本海側の地域にも進出し、長野、群馬でも多くみられるようになってきました。 (ヤマビル研究会のHPより)

私たちの活動している里山でもイノシシが掘り返し、里に下りて農作物を荒らすのが年々ひどくなっている

「亥」漢字のいわれ:12月になると厳寒で、山野で目につくのは木を切り倒したあとの初り株だけ。
その状態を表した記号。「亥」の横棒線は地平線で、その下の2本の線は根を表す。それからできた漢字だとか(画像右の説明今年の年賀状より)

活動の中でもかかわりの多い動物の一つ。ことしはどんな年になるのかたのしみです。