曇り空のかなたから
玉虫色の羽を持つ
幸せの青い鳥が
舞い下りる
現実と夢想の狭間を
軽やかに
空気の流れに
たゆとうようにして
昨日と今日の間で見つけた
きらりと光る宝物を届けるために
あしたも昨日と同じように
夢見ることを うながすように
この世界の
森羅万象をつかさどる
大きな手が
運命の糸をあやつるように
この世に
生きる私たちは
そのからくりに
手繰り寄せられながら
ひとりで 生きているという
幻影を 信じているけれど
すべては 時を支配する
大きな手のなせる業
幸せは そこから
予期せぬ時にくる
ローズマリー
花言葉 変わらぬ愛