
静かに ひっそりと
人には 迷惑かけないように
生きてきたつもりが
人の中で 生かされてきたことを
気づくことに出くわすと
自らの 傲慢な考えを
疎ましく思ってしまう
優しくありたいと
願いながら 本意でない事には
冷たくも思われる拒絶を
即座にしてしまうと
驚きの表情で
改めて 問いかけられることがある
ひととのかかわりは
まことに難しく
意志を伝えることを 躊躇してしまうと
そのことから派生した諸々に
尾ひれがついて
長い間 自分を守るために
遠回しな表現を 繰り返すことにもなる
茫洋とした 焦点のない言い回しで
対話を続けると
その場は 一見平和に流れるけれど
振り返ると ただ 遠巻きに
言葉を投げかけあうだけで
真実には 永遠に近づかない
本当の気持ちを
飾ることなく 伝えることで
理解が深まる かかわりを
できるだけ 育てたいと
思い続けるのは
同じ思いを持つ者同士だけの
誓詞のない 約束事なのだろうと
またしても 傲慢な考えを してしまう
人には 迷惑かけないように
生きてきたつもりが
人の中で 生かされてきたことを
気づくことに出くわすと
自らの 傲慢な考えを
疎ましく思ってしまう
優しくありたいと
願いながら 本意でない事には
冷たくも思われる拒絶を
即座にしてしまうと
驚きの表情で
改めて 問いかけられることがある
ひととのかかわりは
まことに難しく
意志を伝えることを 躊躇してしまうと
そのことから派生した諸々に
尾ひれがついて
長い間 自分を守るために
遠回しな表現を 繰り返すことにもなる
茫洋とした 焦点のない言い回しで
対話を続けると
その場は 一見平和に流れるけれど
振り返ると ただ 遠巻きに
言葉を投げかけあうだけで
真実には 永遠に近づかない
本当の気持ちを
飾ることなく 伝えることで
理解が深まる かかわりを
できるだけ 育てたいと
思い続けるのは
同じ思いを持つ者同士だけの
誓詞のない 約束事なのだろうと
またしても 傲慢な考えを してしまう