おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

その後・・・

2017-10-28 17:02:07 | Weblog


雨けぶる 木立の向こうに

佇む髪の長い女人(ひと

その瞳に映る幽玄は

あなたが かつて愛しんだ

物語さながらで





その姿は 憂いに満ち

思わず 

肩を抱き寄せてしまいそうな

頼りなげな 風情

宵待ち草の 化身なのか




なりたいと思って なれなかった

あこがれの美しい容姿

異次元から 湧き出したような

魅了する仕草




心が退いてしまった

私は 雨に濡れて

その場から 立ち去るだけで




わたしの夢の中の 物語は

あなたとの 接点さえなく 

立ち消えて

目覚めた枕に 涙の跡が 


アセビ
花言葉 献身
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秘密の・・・

2017-10-28 02:07:08 | Weblog


大勢の中で

ぽつんと 

理解者もなく

心を許す人もなく



人の 意思の流れを感じ

人の 思惑を推し量り



耐えて 

思いを貫くことの

難しさ





ほのかに 芽生えた 

いとおしい思いを

人知れず はぐくむ時間を

乱さないで





ほうじ茶の 湯呑を

両手で 囲って持ち

もの思いにふけるのは

思いの連なりを 回顧し

心落ち着ける よりどころなので





静かに 

一人にさせて

私の思いは 世の営みとは

無関係なのだから

一人の時間を 邪魔しないで




いつもの 決まりきった

世事に背を向けるとき

わたしという 個体を

受け入れてほしいとは 望まない



わたしが 私であることを

主張したくなった時には




思いのままに

行きつくところまで

自由にさせてほしい




やっと見つけた 命の炎の元を

さえぎらないで


天と地の間に

本当の居場所を 見つけるのだから


心の歌を

大音響で 詠わせて


ミモザアカシア
花言葉 秘密の恋
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