おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

珈琲色のひと時

2018-05-16 19:00:01 | Weblog






いっぱいの珈琲が 語る

青春の記憶

珈琲色の中に溶け出した

若くて幼い 惑いの想いは

いつの間にか

消えてしまった




青春という言葉を

過去の中に置いてきたときから

惑いの意味も なぜか違う

少しずつ大人の分別が顔を出し

自分を縛る約束事が増え

徐々に 生きづらくなる




楽しいだけではすまない

誰かを好きになる時ですら

何がしかの 縛りの約束事が

判断の基準になる




たとえ 誰かのアドバイスを無視する時ですら

胸の奥に 組み立てた生き様の約束事が・・

しっかりと 縛りの約束事が 登場する




それは 要するに 個人的な

排他的嗜好の根源でしかないけれど




一つの保身の方法であった・・と

珈琲色の回顧


アカンサス
花言葉 芸術、技巧
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相思の域

2018-05-16 16:50:00 | Weblog




ゆったりと 緩やかに

そのかかわりは 変化して

本物の姿を あらわしはじめると

すべてに 魅了される



花を育てる 

種まきからの作業に似て

人を 慈しむ心は

たゆまず 怠らず

あらゆる精神の絆(きずな)

集中して 成し遂げられていく




花の苗は

ひと時 形を現し始めると

その愛しさに 引寄せられ

いや増す執着と

執着から派生した愛と・・




花を育てるのは

一方通行の思いで 成果を見るが




人は互いの思いに気づき 呼応した

感情が芽生えるまでに

執着を解かれ

どちらかが 一人歩きし始めると

それは 相思の域を超えて

切ない 片思いへと変貌してしまう




僅かな タイミングのずれが 

惜しくも 哀しくも

二度と 相見える(あいまみえる)ことのない

別離ともいえない境遇となる

かなしき哉


ランタナ
花言葉 厳格、合意、協力、確かな計画
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