9月01日より連載を始めたバアサ・エム・クレイ女史の「雪女王」の黒岩涙香の訳「雪姫」は11月09日に完結しました。
「雪姫」は新聞「萬朝報」に明治35年(1899年)5月14日から8月7日まで連載されたもので、原作者 バアサ・エム・クレイ女史の「雪女王」の訳です。尚、新聞「萬朝報」の情報は黒岩涙香 作品(http://iwawi.a.la9.jp/dozou/kansou2/kuroruik.htm)
を参照しました。
雪姫あらすじ
「雪姫」とは、曾(かつ)てオーストリアに派遣せられた外交官、河畑良年(かわばた りょうねん)の一女清子(きよこ)の綽名(あだな)である。本名の清子の名では知らない人も多いが、「雪姫」と言えば英国第一の美人として、噂に聞いた事の無い人は居ない。
そもそも、清子がなぜ雪姫と綽名されたかと言うと、美人で顔色が雪の様に白く、「雪の精」の様だったから。
年頃になって、幾等求婚されても、総ての求婚を断って、深窓から出ない生活を送っていたため、その神秘さから、何時しか「雪姫」と呼ばれて、英国中の注目を集めていた。
「雪姫」と呼ばれる清子は、どうしても人には言えない、秘密を抱えていたのだ。
「雪姫」は「トシのウォーキング&晴耕雨読」に掲載して有ります。
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