3月に花が咲いたとき、山茱萸(さんしゅゆ)か壇香梅(だんこうばい)かはっきりしなかった花である。
山茱萸・・・ミズキ科ミズキ属サンシュユ
紅色楕円形の実(珊瑚のような赤い実をたくさん付ける)、楕円形の葉
山茱萸(しゅゆ)とは山の「ぐみ」と言う意味である。
壇香梅・・・クスノキ科クロモジ属ダンコウバイ
赤から黒に変わる直径8mmくらいの球形の実、葉は黄葉する。
とあるが、「実」を見なければ、どちらか分からないほど似た花なのだ。
友人が「山茱萸」だと言って、少し赤くなった葉の写真を送って来たので思い出し、3月に花が咲いていた所に行ったら実がなっていた。
実はまだ赤くは成っていないがどちらかの判断はつく。
山茱萸(さんしゅゆ)は宮崎県の民謡の「ひえつき節」『庭の山茱萸(さんしゅゆ)の木』に出てくる木だが、この歌の「山茱萸の木」は実際は「山椒の木」のことだとの事。
方言で「山椒の木」の事を「山茱萸(さんしゅゆ)の木」と発音するのでこの木と思われるようになってしまったとの事。
稗搗節(ひえつき節). 宮崎県. ■歌詞.
庭の山しゅうの木 なる鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ 鈴の鳴るときゃ 何と言うて出ましょ 駒(うま)に水くりょと 言うて出ましょ おまえ平家の公達のながれ おどま追討の那須の末那須の大八鶴富置いて椎葉たつときゃ目に涙泣いて待つより野に出て見やれ野には野菊の花盛り
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