JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

火口の西

2014-01-27 15:49:40 | 北上島地球史
愛宕山、カルデラであれば、ここにも何かありそうだ。

ホテルの下、標高は170メートル、溶岩流だろうか。

上が平らで、いかにも流れたときの状態を保っていそうな岩だ。
流れ出した地点が標高250メートルであれば、
ありそうな高さだが噴火の規模が小さくなる。
白と茶色からモーリーの溶岩とみて間違いないと思う。

麓の石をファーブル。安山岩だろうか。


溶岩の熱で変性した岩。


ロディニアか、大陸性のカリウム岩盤。

このカリウム質岩石、これまで見てきたトーヌッフ、ヌーマックナイ、
ヤブーのカリウム質岩石とちょっと違うような。
グリーンストーンベルトが風化玄武岩だとすれば、もしかして、
ロディニア分裂で海になっていた所がパンゲアで再び大陸になったとすれば、
異なるカリウム質岩盤に挟まれた玄武岩の層があってもおかしくない。
北上島の北側が深い海で、南側が浅い海だったという説の意味する所は、?

Wikiより
≪西オーストラリアのピルバラ地域のチャート層から、最古の原核生物様化石が発見されている。この一帯はグリーンストーンベルトと呼ばれる25億年以上前に形成された地質で、変性度の低い玄武岩や堆積岩が帯状に配列しているが、所々に花崗岩の貫入も認められている。≫

ここの緑色岩は中津川上流にある緑色岩とはちょっと違うような。
どの大陸形成で集まったものか、謎はますます深まります。

http://mric.jogmec.go.jp/public/report/1998-04/1998-05-04.pdf
≪始生代のクラトンの一部として、
Victoria 湖の南に分布する Greenstone Belt を含む系である。
Greenstone Belt は露出が限られているため明確に定義されていないが、
8 つの帯が認められ、それらすべてに金の鉱化作用が確認されている。
タンザニアの金鉱化作用はこの Greenstone Belt に見られるものと、
この上位にある Kaviron 系の礫岩に伴うものが著名である。
近年の探査活動の中心になっているのがこのグリーンストンである。
Nyanza 系はこのほか火山性塊状硫化鉱床の母岩にもなっているが、
現在の市況で経済性のあるベースメタルに富んだ岩体の報告は知られていない。
同系はまたダイヤモンドを産するキンバーライトの母岩ともなっている。≫

やはり緑色岩とキンバーライト、関係がありましたか。
ただし、いつも騙されます。割って削って、最後にパッカリ。
再捜査しますか。

貫入したのはモーリーの溶岩のように見える。


崩落することなく残った外輪という感じだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どっちじゃ | トップ | わずかに光 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

北上島地球史」カテゴリの最新記事