5月27日早朝にインドネシアのジャワ島中部で発生したマグニチュード6.3の地震で、五千人を超える犠牲者、1万人以上の怪我人、20万人以上の家屋喪失者が出ている模様。
学生YMCAの寮生(全15人)から、4~5人が、緊急支援ボランティアに現地へ行こうとのこと。OB会で募金を呼びかけることにしたが、理事会に諮り全会員に周知して組織的におこなうか、とりあえず有志でスタートするかで激論。
ボランティア活動は、人によって「温度差」があり、「民主主義」にはなじまない。熱い思いを胸に秘めている人は常に少数であるから、安易に多数決をとると、傍観者的な「その他大勢」の無責任な判断に潰されてしまうことになる。デモクラシーの形をとった「数の暴力」である。
1960年の伊勢湾台風の折、被災者支援に赴く(故)近藤先輩や小田先輩(当時20歳前後)に「組織では行くな、行くなら有志として行け」と言ったと伝えられる酒枝教授の言葉が思い出される。
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(今日のお弁当)
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