河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話115/ かきたてのたてがき

2024年02月05日 | よもやま話

 「茶話114」で、文章は縦書きで書いた方が間違いが減るし、構成のまとまった文章になると書いた。そこで、縦書きのできる編集ソフトはないかと探したら「Tate edtor」というのかあった。

 ものは試しに、一文改行書きした記事をコピーしてはりつけた。予想通り、一行が長ったらしい詩のようで違和感がある。読んでみると、目をしょっちゅう上下に移動させなければならない。幾重にも重なった山を上り下りしているようで疲れる。
横書きだったら、人間の目が得意な左右の移動で左から右に読んで行けばいい。それに、パソコンやスマホで読むときは下にスクロール、スワイプできるので楽だ。

 ならば書くときはどうなのだろう。というので、この記事は縦書きで改行せずに書いている。横書きで書いていた時は、一文が長くならないように気をつかっていたが、縦書きで続けて書くと一文の長さを気にしないですむから速い。それに、
すでに書かれた右側の行を視野に入れながら、左側のこれから書いていく空白部分も眼に入るので、次に書くべきことがひらめきやすいように思う。読みつつ考えながら書くことができる。

  日本語(漢字・ひらがな・カタカナ)は、最後の一画が右下ないしは真下に抜けていくので、縦書きの方が運筆が速い。そんな縦書きに長い間慣れてきた日本人には、縦書きの身体感覚、思考がDNAとして流れているのだろう。
 たまには原点回帰で縦書きするのもいいかもしれない。

  しかし、なんとも理屈っぽい。
 ましてや、写真を入れないと重々しい。
 だいたいにおいて、横書きのプログで縦書きの話なんぞ面白くもない。
 やっぱり、横書きの文章は、横書きで、一文改行で書くとしよう!


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