二十四節季の「雨水」。
なのか、一週間、ほぼ毎日、曇りか雨。
今日こそはようやくいい天気かと思ったら、晴れたり、曇ったり、またもや通り雨。
おまけに、気温は10度なのに、風が強くて寒い。
一週間、雨を眺めてうんざり。
しかし、そぼ降る早春の雨は、なぜか、人を和ませる。
人の心を穏やかにさせる。
天の恵みが地を潤し、春をもたらすからだろうか。
頭がぼーっとして、空っぽになる。
◇
逆に、人を悲しませるは、風かもしれない。
飄然(ひょうぜん)として、何処(いずこ)からともなくやってくる。
そして、飄然として何処ともなく去る。
初めも終わりもわからないまま、粛々として吹きすぎる。
風は人の心を不安にさせる。
◇
風は、過ぎ行く人生の声なのだ。
どこから来て、どこへ行くのか。
人はその風のを聞いて悲しむ。
◇
つれづれなるままに、暇に任せて書いていくと、やけに頭がものぐるほしく、すうすうと冴えわたり寒いくらいだ。
それを我が相方に言うと、「一昨日、丸坊主にしたからやろ!」
頭が氷つく!
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