1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生し、南関東に大きな被害をもたらしました。その中で東京浅草の浅草寺(せんそうじ)は幸いにも被害を免れ、多くの避難者が集まりました。その時、お守り売り場はがらがらで、おみくじ売り場には長蛇の列ができたそうです。
すでに被害に遭っているのだからお守りはいらない。それよりも未来の方が心配だという心理だったのでしょう。
昨日、おみくじの写真をアップしたら、友人から「おみくじを持って帰ってもいいの? SNSに載せていいの? バチあたるで!」とメールがきたので、心配になって神社本庁のホームページで調べるとOKでした。というわけで一安心!
おみくじは現在・未来を占うというよりも、現在の生きる指針とすべき神様からのアドバイスとして、折々に読み返す方がよいようです。したがって、大吉、大凶で一喜一憂するのはまちがい。大吉でも自分勝手にふるまうと凶になります。
全国のおみくじの70%は山口県にある女子道社という会社で作られています。明治40年(1907)に、日本で最初に女性解放運動に取り組んだ宮本公胤さんが活動資金にしようと設立しました。今でも農村の主婦何百人が手作りしています。
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