「煽る」と書く。
「けしかける」の意。
「あおり運転」が問題になって久しい
2020年6月に道路交通法が改正され、あおり運転に対する罰則が定められたが、あいかわらず後をたたない。
あおり運転の原因で多いのが、「追い越されたから」「車線変更で自分の前に出てきたから」という報復行動だという。
煽る人には、煽られている人よりも有利な立場でいたいという心理があるのかもしれない。
そんな心理からではなく、金儲けで煽る人がいる。
能登半島地震の直後、「人工地震が原因」とか、「外国人窃盗団集結」といった偽の情報がX(ツイッター)で拡散した。
Xでは、課金しているユーザーが一定の閲覧数(インプレッション)を獲得すると収益が得られる仕組みになっているとか。
不安な気持ちの時に不安を煽られるとますます不安になる。
そんな人の心理を悪用した金儲け。
畑仕事をしていると天気予報が気にかかる。
最近の天気予報は、よく人を煽る。
「観測史上最強のおそれ」「警報級の〇〇」「記録的な〇〇」
「あおり予報」というそうだ。
確かに、天候の急変は災害をもたらすから注意するにこしたことはない。
しかし、自分とこのサイトをを見てほしいがための煽る心理が丸見えだ。
マイクロソフト系の天気予報はもっと極端だ。
外はしとしと雨だし、レーダーを見ても黄色や赤の雨雲がないのに「豪雨」と予報している。
煽るためではなく、日本語の「強い雨」を「豪雨」と訳し間違えているのだろうから可愛いものだ。
どうせなら、可愛い女の子に「今日は豪雨だから気を付けてね」と煽られたい。
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