スプートニク日本より転載しました。
ASEAN諸国、統一経済共同体に関する宣言に調印
ASEAN諸国首脳は日曜、マレーシア首都クアラルンプールで開催された東アジアサミットで、統一経済共同体(AEC/ASEAN経済共同体)の発足に関する宣言文に調印した。AP通信が伝えた。
発足は形式的には日曜だが、宣言文調印国の政治、文化、経済協力の土壌は、たとえば地域の一部諸国間の関税障壁撤廃やビザ規則緩和などの形で、すでに部分的に機能している。
12月31日までに正式に共同体が形成される。そのあとで、メカニズムが完全稼働する。
もともとASEANは1967年、東南アジアの「非共産主義」5か国(タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン)の政治、経済的利益を守るために結成され、現在はこれにベトナム、ラオス、カンボジア、ブルネイ、ミャンマーが加わり、全10か国となっている。ASEANは地域統合をEUレベルにまで進めたい考えだ。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151122/k10010315881000.html より転載しました
ASEAN経済共同体発足へ署名式
新たに誕生する経済共同体では域内の関税を撤廃するほか、小売や観光などサービス産業の自由化、さらに医師や建築士といった特殊技能を持った人材の移動の自由化なども進めることにしています。ただ、各国には自国の産業を保護するため多くの規制も残されているため、各国は今後、経済統合に向けて規制緩和を急ぐことにしています。
ASEAN経済共同体の発足で、人口6億人を超える巨大な経済圏が誕生することになり、ASEAN各国は生産拠点や市場としての競争力を高めて、経済発展を加速させることにしています。