スプートニク日本より転載しました 2016年01月19日 23:37
リトヴィネンコ元露連邦保安庁職員の死亡事件の司法捜査で、同氏の死にはロシアが関与しているとの判決が下されたとしても、英国外務省はキャメロン首相に対し、新たな対露制裁を行わないよう呼びかけている。19日、英「ガーディアン」紙が報じた。
ロシアに対する追加制裁を呼びかけているのは自由民主党もその一派であることから、「ガーディアン」紙は、新制裁を採択させようとキャメロン首相にはかなり強力な政治的圧力がかかるだろうと書いている。「ガーディアン」紙は、こうした状況になった場合、「英外務省は全体に及ぶような制裁は回避するよう全力を尽くすだろう」とし、その理由としてロシア指導部との協力は「『ダーイシュ(IS、イスラム国)』に対抗する統一戦線の創設には絶対不可欠」との考察を表している。「ガーディアン」紙は、これについての報告書は19日にもキャメロン首相に提出される可能性があると指摘している。
連邦保安庁の元将校だったリトヴィネンコ氏は2000年、英国へ逃亡し、2006年11月、英国籍を取得した直後に死去。リトヴィネンコ氏は元同僚のアンドレイ・ルゴヴォイ氏、ドミトリー・コフトゥン氏とロンドンのホテル「ミレニアム」で会った後、不調を訴えた。リトヴィネンコ氏の死後、英健康保護庁は同氏の体内から放射性物質のポロニウム210が大量に検出されたことを明らかにしたことから、ルゴヴォイ、コフトンの両者はリトヴィネンコ氏殺害事件の容疑者として捜査対象となった。二人は事件は政治的に動機付けされたものとして、容疑を否認している。
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http://www.afpbb.com/articles/-/3037983 より転載しました
毒殺されたロシア元スパイ、殺害前にも放射性物質飲まされた痕跡
2015年01月28日 14:51 発信地:ロンドン/英国
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【1月28日 AFP】ロシア連邦保安局(FSB)元職員のアレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏が英ロンドン(London)で2006年に毒殺された事件の公聴会が27日、ロンドンの裁判所で開かれ、リトビネンコ氏は殺害される前にも1度、毒殺を企てられていた可能性が指摘された。
リトビネンコ氏は2006年、ロンドンの高級ホテルで死亡した。検出が困難な放射性物質「ポロニウム210」を緑茶に入れられて毒殺されたとみられている。
公聴会は、ロシア政府の事件関与を調べるもの。27日には、警察が病床にあったリトビネンコ氏から聴取した抜粋が提出された。
英警察当局は最重要容疑者として、2006年11月1日にリトビネンコ氏とお茶を飲んだアンドレイ・ルゴボイ(Andrei Lugovoi)氏とドミトリ・コフトゥン(Dmitri Kovtun)氏の身柄引き渡しをロシア政府に要請したが、ロシア側に引き渡しを拒否されている。
公聴会の主任法廷弁護士を務めるロビン・タム(Robin Tam)氏は27日、ロンドンの警備会社で06年10月16日に同じくリトビネンコ氏、ルゴボイ氏、コフトゥン氏の3者で行われた会合からも、ポロニウムの痕跡が検出されていたことを指摘し、事件の前にもリトビネンコ氏の毒殺が企てられていたことを示唆するものだと述べた。
「この証拠の示す極めて重要な点は、リトビネンコ氏が1度ならず2度までもポロニウムを飲まされていたことを示唆していることだ」と、タム氏は語った。(c)AFP/Dario THUBURN
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♫ この事件は西側で起こっていること、そしてプーチンへの非難が強まったことから、当時、私のプーチン嫌いは実はここから始まりました。目覚めるまえです。
真相はやぶの中です。ダイアナ妃の事故ですら、あいまいな状況です。
どうして、このようにして政治的に恐ろしいことを、しでかすのでしょう?
放射能物質を飲んで死に至ったということです。
福島の原発事故のあと、東大教授は「放射能は飲んでも平気」と言いましたね。
(ではこの亡くなったロシア人は、放射能を飲んでいたのでは、無いと言う事でしょうか?)
プーチンを引きずり下ろす策略があったことも事実です、それは軍産複合体にとっては、プーチンは駒になる男ではなかったからです。
最初は、エリティンに仕えていたプーチンですから、軍産複合体の傀儡のエリティンを操作していたので、次のプーチンを大統領へと、動いていたのも、確かですが。
実際になってみて、彼らはプーチンから遠ざけられ、思いのほか辛酸をなめさせられたわけです。
このような状況にあれば、誰もが誰かが策略を仕掛けているのは、わかります。
正しい裁判が英国で行われるのかも、含めて疑問をもっています。
イル身を排除したプーチンをイル身の英国で正しい裁判が行われるはずないですよね。
しかし、今情勢は逆転しつつあります。
英国の外務省がロシア航空宇宙軍の正義を認めようとしています。