OF01eナロー仕様キットに先駆けてフロントサスセットが先行販売とのことですが、
今日はその仕様についてご紹介してみます。
まずは6mmロングホイールベース化が可能となっています。
上の画像にて左側がロング位置の取り付けですね。
加えてキングピン位置もナロー規格の190mm幅に合わせて拡張されており、
つまりはタイヤの四隅配置で安定性と運動性がともに向上します。
ロング化に伴ってアッパーアームも同時に前方へ移動できますが、
ボディをあまりエグりたくない場合には後方のままにしておくことも可能です。
何かしら走り的に違うのかもですが、自分には違いがわかりませんでした^^;
特に前方のアッパーアームについてはボディをエグり過ぎるとノーズがペラペラになってしまうので、
そこからブチ折りたくないっていう方は後方マウントのままという選択もありかと。
ナロータイプサスアームセットで、ステアリングナックル回りは付属しないので
ご自身で用意したものを組み込むことになります。
この画像は、タミヤのキングピン&スプリング、ZENのステアリングナックルを組んだ例です。
および車高調整クリップやテーパーコーンを少々、といったところ。
なお本来はナックルの下にリバウンド調整のスペーサーが入るところなのですが、
ナックルストッパーのポストをリバウンド調整に流用すればこのような組み方が可能となります。
(タミヤF104サスでも出来るので過去記事をご参照ください)
この場合ナックルはセットスクリューでキングピン固定必須です。
OlderFの基本コンセプト通り、非常にシンプルな構造となっています。
ロアには組み立てやメンテの面倒なボールシートなどを使用しないんですね。
キングピン受けにはハトメが用意されます。
寝かせるキャスター角に応じて、内径違いが2種類付属するとのことです。
自分は内径大を使用してキャスター角7度で走行しています。
現在F104サスで走らせている方ならそのまま移植でほぼOKかと思います。
中間位置にポストを一つ追加して剛性を上げることが可能です。
ロール負けしてフロントが逃げているとき、もっとパキッと反応が欲しいときなどにどうぞ。
他にもサーボ後方固定プレートやツイークプレートなどもステアリングのテイストがいじれるので、
好みに応じてチョイスできるセット幅の広さが当製品の特徴となりますね。
ということで、
次回はセッティングの方向性についてテスト走行の報告予定です。