こんちは、フェルナソド・アロソソです。
OlderF OF-01オーナーならどこを加工したか分かりますよね。
リヤグリップを向上させるお手軽ポイントを見つけたのでご報告です。
テストコース>Kスタジアム(インドアカーペット、専用ブルーグリップ剤使用)
マシン仕様>190mm幅ナロー/ゴムタイヤ(前後Sweep)
PU>ブラシレス21.5T(3500回転規制)/ショートリポ
黄色い部分を削り込みました。
標準で10mm幅あるところを、最も細いところは7mmまでカット。
FRPなのでリューターがあればあっという間ですね。
自分なりに強度やルックスを考えてアーチ状にしてみましたが、
この部分のしなやかさが出せればどんな形状でも効果は出ると思います。
1mmくらいの削り込みでも違いは出るので、
試す方はぶっ壊さないように少しずつ様子を見てくださいね~。
リヤ回りの柔軟性がトラクションに大きく影響するのはDDマシンの常識になっていますが、
リヤサス機構の無いOF-01は、特にこういったミクロなしなりすらも
大きなポテンシャルアップに繋がります。
何もいじるところが無いように見えて、地味なセットアップをコツコツ積み重ねると
いつの間にかびっくりするくらい良く走るようになります。
注意点としては、
どこでも削ったり柔軟性が出せればいいというわけではありません。
長い間あちこち試していましたが、これ以外の方法では弊害が出たり、
そもそもグリップは上がらないわスロットルフィールはフガフガと悪くなるわなど
意外と苦戦します。
一方面白かったのは、樹脂でもアルミモーターマウントでもほぼ同じように効果が出ること。
横に強くなりますね。
特にゴムタイヤなら限界を超えてブリッというのが格段に抑えられるので、
走るのが楽しくなります。
また縦方向に悪影響が出ないのもこの加工位置のメリットです。
これから暖かくなる春に向けて屋外でも始動したくなるところですが、
花粉や黄砂で路面状況に悩まされがち。
そういうときこそトラクションアップのテストに打って付けです。
そろそろくたびれた旧シャシーをマイチェン版へ交換するついでにテストしてみてはいかがですか?