F1プレシーズンテストも終わり、みなさんのハートもウォームアップできましたか?
どうもこんにちは、キミ・ライネンコイです。
さて前回のPart1に引き続き、チャンプ原のワールドなライン取りについて語ってみます。
もう一つ衝撃的だったのは、3コーナーの抜け方です。
レイアウトはくの字に曲がっていますが、短い直線と見立てて最短で速く通過したい。
けどですね、
2から立ち上がって3を通過するときにはかなりスピードが出ているので
フェンスに寄せるのが、それはそれは、めっちゃ怖いんです。
なのでオイラ(黄色)はちょいと外目に膨らんで、
万が一にも激突しないマージンを取りながら下ってしまいがち。
一方チャンプ原は、たった数周でベストラインを見切ってしまいます。
2からの出口は膨らませずコンパクトにターンを終えると一気に加速、
ちょい奥目の緑矢印をクリップに全開で直線的に駆け下りてきます。
躊躇や様子見など一切ありません。
ラインを比較すれば明確ですが、なんと言っても走行距離が全く異なるので
ガッツリタイム差となって現れます。
おまけにこの先の4コーナーは奥がタイトなので、
ブレーキングが苦手なオイラはややアウトから進入しようとするのでここでもタイムロスですね。
もっと細かいこというと、
Gが掛かった状態で振り回しているオイラのラインはタイヤに負荷がかかります。
これってグリップ剤の効力は落ちていくし、
そうなると路面カスがタイヤに付きやすくなってさらにグリップ力は低下していきます。
ベストラインの外を通れば尚更ですね。
などなど、
まあ言い出すと切りはありませんが、もしチャンプ原に会う機会があれば
ぜひアドバイスを受けてみてください。
誰でも、今から出来るちょっとしたタイム短縮のコツなどいろんな引き出しを持っています。
それぞれのドライバーに応じて的確なアシストが出来るスキルこそ世界一だと思っています。
世界チャンプのライン取りを見られるのはこちら
比較用のテケテケおっさんラインが見られるのはこちら
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