Kスタジアムにおいてツーリング、F1ともにXRAYユーザーが頑張ってるご褒美?に、
セントラルRC社からX1 2024をお借りしていましたが、
昨日のナイトレースでかなりエントリーが多く秋のF1祭りとなったことから
KスタのXRAY担当?であるMくんにテスターとして参戦を依頼。
2日間の集中セットアップでなんとデビューウインを飾りました!
「せっかくだから出てみたら?」
とみんなでMくんを焚き付けたのが前日の金曜日でしたからね。
とにかく時間がない^^;
そそのかしたからにはメンバーみんなでメカ、ボディ、タイヤ、パーツなどかき集め突貫工事で完成。
X4で培ったテクノロジー?でMくんがあれこれ行ったセットアップ個所の覚書きとなります。
なにかのご参考になれば幸い~。
サイドブレースの固定ネジが数か所外されていますね。
ターン速度を上げるための施策だったそうです。
HPにもあるように本来はフォームタイヤのGによるフレックスを抑える設計のようですし
なるほど「なし」って選択もできるんですね。
Kスタのようにラバーの回転規制レギュな場合、理に適っているのかもですね。
実はX1で一番問題になるのがリヤアクスル回り。
デフォルトのギヤデフだとスパーが専用品で、しかも大きい枚数の設定がありません。
Kスタの540ブラシレスモーター(21.5T)搭載時の3500回転規制のためには、
スパー100T以上が目安になるのですが、これまた大き過ぎるとウイングマウントに干渉します。
ちなみに100Tスパーだともう少し余裕がありました。
ともあれ今回はリジットにしていたアソシF6(休眠中・・)からまるごと移植。
アクスルスペーサーのオフセット調整でなんとか対応できました。
ウイング取り付けは一番下に変更、トラクション感が上がったそうです。
これは少なくともKスタでは多分どの車種でも有効だと思います。
高い位置だど空力よりもその重量でテールが振り回される感じですね。
ピッチングダンパーOILはアクソン#37.5。
ショックオイルはブランドごとに特徴がありますが、粘り系の選択で前に出る特性を狙ったもの。
ピッチングスプリングはノーマルがプログレッシブタイプだそうですが、リニア2.6に変更。
スロットルのダイレクト感が向上しフィーリングが合っていたとのこと。
車高は4mmと低めです。
ステアリングロッドの内側を上げてバンプステアが開かないようしてありました。
サスカー全般に言える気がするのですが、
全体のグリップバランスを崩さずに曲がるセットを見つけるのが大きなポイントのように感じます。
自分はアソシをテストしていた頃、だっふんアンダーか曲げるとケツがブリッ!の繰り返しで
心が折れる日々を過ごしていましたから^^;
アッパーとSTロッドの角度関係からしてノーマルだとバンプアウトだったのかな?
Fキャスター角はデフォルトからスペーサーをひっくり返しての一段起こし(4.5度くらい?)。
なんとレースの翌日も精力的にテスト走行。しかもさすがX4ユーザー!
ソフトアッパーアームも試してくれました。
しっかり体感できるほど違いが出るそうです。
スムーズなターンのためにはソフトのほうが感触良さそうでしたね。
いや~それにしてもたった1.5日でたくさんのことをやってくれたんですね。お疲れ様!
今後も時間があればテストしてくれるそうなので情報が得られたらまた報告します。
【追記】
Mくんが早くもセッティングシートを書いてくれました!
取材時とタイムラグがあり当レポートとは違っている部分もありますが、
それも含めてどういう狙いだったのかなぁ~とか妄想しながら眺めていただければ幸い。
ということで前述の通りKスタジアムではXRAY X1が展示中でございます。
同時にサーパントF110 SF4もアスカクリエート社からお借りできておりますよ。
レンタル期間は未定ですがイベントがあるとそちらの展示で返却しなければならないので
1/10ハイエンドフォーミュラカー(ナロー仕様)に興味のある方はお早めに!