希喜IMHA再々発(心の扉)
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希喜は難病のIMHA(免疫介在性溶血性貧血)を抱えています。
一度目、2度目とも何とか乗り越えて参りましたが
今回はかなり厳しい状況です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/7c/f3046579835eeea8fbd0d07a2cb2a800.jpg)
どうにか復活させて寛解してから掲載を・・・と
先延ばしにしてしまいましたが
これまで沢山の応援を頂いて
皆さまの元気玉で乗り越えてきたことから
それが(掲載しないのが)いけないんじゃないか?と。
再々発からの経緯と状態を
自分の記録としても綴ります。
4月18日:腫瘍を発見し通院(ヘマト34%)
5月1日:IMHA再診(ヘマト27.6%)
5月16日:IMHA再診(ヘマト30.7%)
ここまでを前回記録しました。
ヘマトも30%台に乗ってくれたと一安心したのですが
【5月30日 IMHA再診】
体重:4.68kg
体温:38.7℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/de/7918922d44f3a5d01b5142c6050f9b1f.jpg)
ヘマト:27.2%に減少。
グルコース(血糖値)上昇
グロブリン(肝臓)上昇
血小板減少
マイコプラズマの可能性があるのか検査しましたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/e80e9e560bc45d1147cd78d714dc9b57.jpg)
全て陰性。
【6月13日 IMHA再診】
体重:4.56kg(120g減)
体温:39.1℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4b/f5ad6a84923cc82bc55c3c04355528d3.jpg)
ヘマト:24.5%に減少。
グルコース(血糖値)減少
グロブリン(肝臓)上昇
血小板減少
ごはんは食べてくれるものの
糖尿病療法食のため落ちてしまう。
ステロイドを週、錠剤1/4分増やすことに。
【6月27日 IMHA再診】
体重:4.48kg(80g減)
体温:38.8℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/6e/c1880099875593b63cb6f56110be67a7.jpg)
ヘマト:21.6%に減少。
グルコース(血糖値)上昇(ステロイド増のため)
グロブリン(肝臓)減少
ALT(肝臓)上昇
血小板減少
貧血は進み、血小板がどんどん減少していく。
好中球が上昇しているためコンベニアを注射。
別の種類のステロイドを使用し
貧血が止まるかをみることに。
【7月4日 IMHA再診】
体重:4.38kg(100g減)
体温:38.8℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ca/810a975b2b820784c288df530054b9c6.jpg)
ヘマト:22.0%に。
グルコース(血糖値)上昇
グロブリン(肝臓)減少
ALT(肝臓)上昇
血小板増加
新しいステロイドは貧血を維持できたものの
血糖値と肝臓を痛めてしまったため
元のステロイド(プレドニン)に戻す。
肝臓を守るため肝臓薬グリチロン服用開始。
ビタミン欠乏の観測としてMCHを服用。
【7月11日 IMHA再診】
体重:4.40kg(20g増)
体温:38.9℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a6/17d05f4d23db7190638f4625368fecea.jpg)
ヘマト:21.6%に減少。
グルコース(血糖値)減少
グロブリン(肝臓)減少
ALT(肝臓)減少
血小板減少
希喜はこの病になった当初
血液凝集にて自分の血液型さえ検査できなかったため
今の時期にクロスマッチまで適合している子を
探しておきたいと相談しました。
ビタミン欠乏によるMCHの投薬は改善がみられないため中止。
造血剤として副作用無しの鉄剤を試してみることに。
メモ:ステロイド投与の周期(1日2回の朝晩を示す)
1日目:×○ / 2日目:○○ / 3日目:×○ / 4日目:○○
【7月18日 IMHA再診】
体重:4.38kg(20g減)
体温:38.9℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/50/5e886c3277e79c19313854dbca7b7240.jpg)
ヘマト:20.8%に減少。
グルコース(血糖値)上昇
グロブリン(肝臓)減少
ALT(肝臓)急上昇
血小板増加
リンパ球数・単球共に上昇(腫瘍性の白血病の可能性)
ALT急上昇のため肝臓をエコー検査
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6c/9c449c174148884c147cbfc2db4057a0.jpg)
大きく見え、疑わしい感じはあれど
現時点では問題は見つからず。
肝臓のお薬を2種類目に変えてみる(3種類有)
これまでウェットに混ぜての投薬でしたが
肝臓の負担や、確実な投与のため
直接、経口投薬をすることに。
【7月25日 IMHA再診】
体重:4.24kg(140g減)
体温:38.6℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/41/e2b24d747eb6c9928bc38a885e282621.jpg)
ヘマト:19.5%に減少。
グルコース(血糖値)減少
グロブリン(肝臓)上昇
ALT(肝臓)急上昇
血小板減少
リンパ球数・単球共に減少(腫瘍性の白血病の可能性)
頚部のしこりが胸の部分にも増えている。
しこりは小さくなったり硬い日も日もあれば
ぷにぷにの日もあり変化が感じられる。
グルコースが減少していることから
ステロイドの周期を更に1/4錠分増加して対応。
2種類目の肝臓のお薬も効果が現れないため
3種類目に変更。
そしてこの日は、もしもの時のため
輸血要員として胡胡くんの検査。
胡胡は幼い時から多血症の疑いを持たれるほど
血液が多く、若く健康で身体も大きい。
そのため、お願いする子は決めていたが・・・
体重:8.0kg
体温:37.8℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/40/4546a8fee010b33888eba741226138ba.jpg)
予想通り、血液も多く健康そのもの。
そして血液型も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c2/c175d5b4b5fc1de7d98de6bb4071ff6a.jpg)
A型で希喜と同じ。
肝心のクロスマッチも適合して一安心。
しかしクロスマッチが適合した子でも
10%の確率で実際に輸血した際に拒否反応が出たり
希喜自身で血液を生み出す力が無いため延命処置となるので
この検査は、まだ心が決まらぬ中での
非常時の為と思っています。
【8月1日 IMHA再診】
体重:4.14kg(100g減)
体温:39.0℃
《血液検査》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/17/2d7d49592ffe9fb2c522c0deb58059ea.jpg)
ヘマト:16.9%に減少。
グルコース(血糖値)上昇
グロブリン(肝臓)減少
ALT(肝臓)減少
血小板増加
リンパ球数・単球共に急上昇(腫瘍性の白血病の可能性)
またリンパと単球が共に増加したため
塗沫をひき(アナログ)検査を実施。
塗沫検査では機械検査よりリンパは多くなく
白血病ではないことを確認。
ヘマトが15%を切るようなら輸血範囲。
肝臓のお薬は3種類目のものを継続。
ステロイドも減らせないため継続。
血小板が少ないため、身体のどこかで出血している可能性があるので
トランサミン(止血剤)1/4を1日2回与える。
朝与えたごはんは残すものの
夜は寝る前にせつせつとお願いしておけば
朝までに食べきってくれていましたが
本日の状況では半分くらい残してありました。
あまりに急激な体重減少は、肝臓の数値も悪くなり
黄疸も出てしまい、肝リピドーシスにもなりかねない。(命の危険)
かと言って、何でも与えてしまえば血糖値が上がってしまう。
先生に相談し、グレインフリー(低炭水化物)までなら
与えることとし、体力を付けさせ
糖尿になってしまったら
インスリンの投与を視野に入れることにしました。
希喜は家を離れるのが嫌で
車の中で開口呼吸をしてしまう。
貧血が持病のため、貧血性ショックもあるので
この先のことも何も見えてきませんが
兎に角、今を乗り越えて欲しい。
ヘマトがここまで下がり
血糖値も肝臓の値もとても悪く
対応が難しい状態になっています。
これまでも沢山の元気玉を頂き
復活してきましたので
奇跡が起こってくれることを願い
どうか応援してくださると心強いです。
★ 最後に 希喜の現状 があります ★
= 迷子のお知らせ と お願い =
【 緊 急 で す!!】
スコティッシュフォールドの マルコ が行方不明になりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b8/4a27e1a6587e25d5ffd37ce43b6ee19b.jpg)
※ 各所掲示物には電話番号を記載してあります。
※ 首輪は着けていません。
もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら
どうか生存確認をさせてください。
大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。
どうかご連絡をお待ちしております。
見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)
yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。
ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。
生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。
心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。
マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ
【 希喜の現状 】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/da/644ddc5389bdd3056810d41ea604b2fa.jpg)
家ではのんびり過ごせていますが
舌の色はこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/78/5d9f9622d740545ced8e9841344b9e4e.jpg)
今はもっと白いです。
(動画↓)
猫魂 舌の色
(色彩加工なし)
威嚇娘が心の扉を開いてくれた。
(動画↓)
猫魂 呼ぶ
色んな処置を頑張ってくれているぶん
それに応えたい。
通院時には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/47/f3686bdf10ff015442c2605f53e97aab.jpg)
皆さまからの応援をキャリーに付けて
ずっとずっと通っています。
どうか今回も・・・乗り越えたい
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