希喜IMHA再々発(心の扉)



希喜は難病のIMHA(免疫介在性溶血性貧血)を抱えています。

一度目、2度目とも何とか乗り越えて参りましたが

今回はかなり厳しい状況です。




どうにか復活させて寛解してから掲載を・・・と

先延ばしにしてしまいましたが

これまで沢山の応援を頂いて

皆さまの元気玉で乗り越えてきたことから

それが(掲載しないのが)いけないんじゃないか?と。





再々発からの経緯と状態を

自分の記録としても綴ります。



4月18日:腫瘍を発見し通院(ヘマト34%)

5月1日:IMHA再診(ヘマト27.6%)

5月16日:IMHA再診(ヘマト30.7%)


ここまでを前回記録しました。

ヘマトも30%台に乗ってくれたと一安心したのですが





【5月30日 IMHA再診】


体重:4.68kg

体温:38.7℃




《血液検査》




ヘマト:27.2%に減少。

グルコース(血糖値)上昇

グロブリン(肝臓)上昇

血小板減少




マイコプラズマの可能性があるのか検査しましたが




全て陰性。





【6月13日 IMHA再診】


体重:4.56kg(120g減)

体温:39.1℃




《血液検査》




ヘマト:24.5%に減少。

グルコース(血糖値)減少

グロブリン(肝臓)上昇

血小板減少




ごはんは食べてくれるものの

糖尿病療法食のため落ちてしまう。

ステロイドを週、錠剤1/4分増やすことに。





【6月27日 IMHA再診】


体重:4.48kg(80g減)

体温:38.8℃




《血液検査》




ヘマト:21.6%に減少。

グルコース(血糖値)上昇(ステロイド増のため)

グロブリン(肝臓)減少

ALT(肝臓)上昇

血小板減少


貧血は進み、血小板がどんどん減少していく。

好中球が上昇しているためコンベニアを注射。

別の種類のステロイドを使用し

貧血が止まるかをみることに。




【7月4日 IMHA再診】


体重:4.38kg(100g減)

体温:38.8℃




《血液検査》




ヘマト:22.0%に。

グルコース(血糖値)上昇

グロブリン(肝臓)減少

ALT(肝臓)上昇

血小板増加


新しいステロイドは貧血を維持できたものの

血糖値と肝臓を痛めてしまったため

元のステロイド(プレドニン)に戻す。

肝臓を守るため肝臓薬グリチロン服用開始。

ビタミン欠乏の観測としてMCHを服用。




【7月11日 IMHA再診】


体重:4.40kg(20g増)

体温:38.9℃




《血液検査》




ヘマト:21.6%に減少。

グルコース(血糖値)減少

グロブリン(肝臓)減少

ALT(肝臓)減少

血小板減少



希喜はこの病になった当初

血液凝集にて自分の血液型さえ検査できなかったため

今の時期にクロスマッチまで適合している子を

探しておきたいと相談しました。


ビタミン欠乏によるMCHの投薬は改善がみられないため中止。

造血剤として副作用無しの鉄剤を試してみることに。




メモ:ステロイド投与の周期(1日2回の朝晩を示す)


1日目:×○ / 2日目:○○ / 3日目:×○ / 4日目:○○





【7月18日 IMHA再診】


体重:4.38kg(20g減)

体温:38.9℃




《血液検査》




ヘマト:20.8%に減少。

グルコース(血糖値)上昇

グロブリン(肝臓)減少

ALT(肝臓)急上昇

血小板増加

リンパ球数・単球共に上昇(腫瘍性の白血病の可能性)




ALT急上昇のため肝臓をエコー検査




大きく見え、疑わしい感じはあれど

現時点では問題は見つからず。

肝臓のお薬を2種類目に変えてみる(3種類有)


これまでウェットに混ぜての投薬でしたが

肝臓の負担や、確実な投与のため

直接、経口投薬をすることに。





【7月25日 IMHA再診】


体重:4.24kg(140g減)

体温:38.6℃




《血液検査》




ヘマト:19.5%に減少。

グルコース(血糖値)減少

グロブリン(肝臓)上昇

ALT(肝臓)急上昇

血小板減少

リンパ球数・単球共に減少(腫瘍性の白血病の可能性)



頚部のしこりが胸の部分にも増えている。

しこりは小さくなったり硬い日も日もあれば

ぷにぷにの日もあり変化が感じられる。



グルコースが減少していることから

ステロイドの周期を更に1/4錠分増加して対応。

2種類目の肝臓のお薬も効果が現れないため

3種類目に変更。





そしてこの日は、もしもの時のため

輸血要員として胡胡くんの検査。

胡胡は幼い時から多血症の疑いを持たれるほど

血液が多く、若く健康で身体も大きい。

そのため、お願いする子は決めていたが・・・


体重:8.0kg

体温:37.8℃




《血液検査》




予想通り、血液も多く健康そのもの。

そして血液型も




A型で希喜と同じ。

肝心のクロスマッチも適合して一安心。

しかしクロスマッチが適合した子でも

10%の確率で実際に輸血した際に拒否反応が出たり

希喜自身で血液を生み出す力が無いため延命処置となるので

この検査は、まだ心が決まらぬ中での

非常時の為と思っています。






【8月1日 IMHA再診】



体重:4.14kg(100g減)

体温:39.0℃




《血液検査》




ヘマト:16.9%に減少。

グルコース(血糖値)上昇

グロブリン(肝臓)減少

ALT(肝臓)減少

血小板増加

リンパ球数・単球共に急上昇(腫瘍性の白血病の可能性)



またリンパと単球が共に増加したため

塗沫をひき(アナログ)検査を実施。

塗沫検査では機械検査よりリンパは多くなく

白血病ではないことを確認。



ヘマトが15%を切るようなら輸血範囲。

肝臓のお薬は3種類目のものを継続。

ステロイドも減らせないため継続。

血小板が少ないため、身体のどこかで出血している可能性があるので

トランサミン(止血剤)1/4を1日2回与える。






朝与えたごはんは残すものの

夜は寝る前にせつせつとお願いしておけば

朝までに食べきってくれていましたが

本日の状況では半分くらい残してありました。

あまりに急激な体重減少は、肝臓の数値も悪くなり

黄疸も出てしまい、肝リピドーシスにもなりかねない。(命の危険)

かと言って、何でも与えてしまえば血糖値が上がってしまう。



先生に相談し、グレインフリー(低炭水化物)までなら

与えることとし、体力を付けさせ

糖尿になってしまったら

インスリンの投与を視野に入れることにしました。



希喜は家を離れるのが嫌で

車の中で開口呼吸をしてしまう。

貧血が持病のため、貧血性ショックもあるので

この先のことも何も見えてきませんが

兎に角、今を乗り越えて欲しい。





ヘマトがここまで下がり

血糖値も肝臓の値もとても悪く

対応が難しい状態になっています。



これまでも沢山の元気玉を頂き

復活してきましたので

奇跡が起こってくれることを願い

どうか応援してくださると心強いです。









★ 最後に 希喜の現状 があります ★







= 迷子のお知らせ と お願い =









【 緊 急 で す!!】

 スコティッシュフォールドの マルコ が行方不明になりました





※ 各所掲示物には電話番号を記載してあります。

※ 首輪は着けていません。



もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら

どうか生存確認をさせてください。



大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。

どうかご連絡をお待ちしております。
見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)


yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。




ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。

生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。

心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。


マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ






【 希喜の現状 】




家ではのんびり過ごせていますが

舌の色はこんな感じ。





今はもっと白いです。

(動画↓)


猫魂 舌の色



(色彩加工なし)

威嚇娘が心の扉を開いてくれた。

(動画↓)


猫魂 呼ぶ



色んな処置を頑張ってくれているぶん

それに応えたい。




通院時には




皆さまからの応援をキャリーに付けて

ずっとずっと通っています。

どうか今回も・・・乗り越えたい



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