モカ の急変(お礼)
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《 閲覧注意 》
今回の記事では加工時間がなく、血便等がそのまま掲載されております。
苦手な方やお食事中の方はご注意願います(。-人-。)
血尿はあったものの、血液検査上では問題なく
腎臓のお薬の問題ではないかと、お薬の種類を変えたモカでした。
それから約2週間後の6月10日の深夜
十数回の嘔吐を繰り返しました。(食べたものから水分まで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/7c/21580f523b8aee555c45ecdd7c45d728.jpg)
(お水を飲みたくても飲めないモカ)
この時点でチアノーゼは出ていませんでしたが
開口呼吸をしはじめ、起きあがれなくなりました。
心臓が原因ならと、もしもの際の酸素缶を用意。
日付をまたぎ、どんどん状態は悪化していく。
病院に連絡を入れながらも繋がらず、見守る。
そして2鳴きの悲痛な声をあげ、四肢を突っ張り
目を見開いたまま動かなくなり、呼吸をしませんでした。
心臓ならば動かすこと、抱きかかえるのは危険行為。
それでも最期の時なのかと手を伸ばそうとしましたが
まだやれる事はある、諦めるな・・・と
すぐに酸素を送りながら胸の付近をマッサージし
大声で名前を呼び続けた。
すると最初に手が反応、そしてしっぽが動く。
戻ってきている。
酸素を送り続けた。
その後、意識も戻ってきましたが開口呼吸は続く。
そして病院と連絡がとれる。
もう早朝2時前になっていたけれど
院長先生は ” 連れてきてください ” と仰って下さいました。
本当に感謝です。
動かすことも危険ですが、一か八かの賭けしかなく
連れて行くことを決断。
2021年6月11日(AM2:20)
体重 : 3.76kg (前回:3.88kg)
体温 : 36.9℃ 耳 (前回:37.4℃)
【 血 液 検 査 】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7c/14483c4f95341c0cdf8f5e0b3d37c1ef.jpg)
異常なため、再確認の血液検査。
↓ ↓ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/2e/6159bf98c164719692596b2e2c449ace.jpg)
変わらず。
免疫系の数値は全て下がり
総白血球数が1.79K/μL しか無くなっていました。
それと共に、腎臓・肝臓の数値も悪化している。
何が起こっているのかわかりませんでした。
レントゲンでは、腎臓の大きさは正常でしたが
血液検査では、肝不全までの数値ではないものの
肝臓が異様に小さく見える。
猫汎白血球減少症(パルボ)が疑われる。
パルボの主な症状は
発熱・下痢・脱水・嘔吐・白血球減少。
発熱と下痢はないものの、他に当てはまる病気がないため警戒とする。
パルボは感染性の高い病気。
自宅に連れ帰ってからは、隔離し対応しましたが
倒れるまで一緒に過ごした子達に異変はない。
2-7日の潜伏期間があるため、数日様子見。
基本的に一度でもワクチン接種をしていれば
重傷化はしないとされ、当家の子達は
楓も含め全員接種しています。
最近は野良ちゃんとの接触もなければ
居そうな場所にも出向いていない。
玄関には行けない造りの家なので
靴から運んだ感染も考えられない。
白血球減少症からリンパに感染すると
白血球数が下がると言われており
総白血球数が2.0K/μLを下回ると回復は難しい。
病院では
※ クラフォランを注射(1日効果のある抗生物質)
※ インターフェロン注射
※ 輸液140g(輸液後、体重:3.9kgに)
をしていただき、現在投薬中のアスピリンを止める。(肝障害)
その後、帰宅。
夫婦ふたりで交代で見守る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c4/83ad79b739bc648bfaf4cb6b7bc1c7c5.jpg)
6月11日 9時7分 血便
病院に連絡。
血便の際は、内臓が炎症を起こしているため
何も与えない方が良いとの指示。
通院前よりも容態は良さそうだが
こののちの悪化を考え、自宅接種できるよう
抗生物質とインターフェロン注射を貰いに行く。
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6月11日 15時50分
辛そうですが、身体を伸ばして休めるようにはなりました。
容態は安定しているように見えたため
自宅接種はしませんでした。
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6月12日 5時17分 血便
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f0/239c8885973748911d544bd02c85fd3a.jpg)
6月12日 6時46分
血便は出ているものの、上体を起こして
表情には力が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bc/5df738f56a6a72795e4262d70d64c05a.jpg)
6月12日 7時46分 血尿
潜血は混じっているものの、出血は少量。
2021年6月12日(AM9:18)再診
体重 : 3.76kg (前回:3.76kg)
体温 : 37.9℃ 耳 (前回:36.9℃)
【 血 液 検 査 】
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数値が急回復 (´;∀;`)
総白血球数は9,610も上昇してくれた。
血便の影響か、44%もあったヘマトが29%に下がっていた。
その他は肝臓の数値以外、不調は見られず。
結果からはFIPでもない。
カリウムも低いため、急性腎不全でもない。
毒性のものの摂取を考えれば
食物アレルギーからのものかもしれないけれど
結局の原因は不明。
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血便写真を見て頂きましたが
数値の回復が著しいため、欲しがるなら
ペースト状のものなら良いと指示を受ける。
帰宅後に与えると、少しずつ口に運んでくれました。
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6月13日 6時5分 排尿
見た目には潜血は見られず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/cb/ee6d3cf07225f5251ad3cd467a04c86b.jpg)
6月13日 8時43分 血便
便に混じっているという感じ。
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6月13日 13時47分 排尿
綺麗な尿が出ました。
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6月13日 19時42分 排便
色は濃く、下痢はしているが潜血は不明。
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6月14日 9時15分 排便
下痢はしているが、色も戻り潜血も無さそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/08/723c360bfc074bca35b39d22f0fbd22c.jpg)
6月15日 16時33分 排便
軟便だが、形がある。潜血は見られず。
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6月15日 19時56分 排便
軟便。潜血無し。
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6月17日 9時17分 排便
形もあり、潜血のない良便。
そして昨日のモカは
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こんな所まで登れるように回復しています。
他の子達にも異常がみられないため
猫汎白血球減少症(パルボ)ではないと思われます。
早朝にもかかわらず、診て下さった院長先生に
心より感謝申し上げます
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そして温かい応援をくださった皆さま
本当にありがとうございます!!
持病を沢山持ち合わせておりますので
まだまだ気の抜けない子ですが
今は、あたたかい身体に触れ
頭を押しつけられながら喉を鳴らしてくれ
頑張って乗り越えてくれていることに
感動と感謝をしています。
再診で、貧血も肝臓も改善してくれていることを願います。
今回、ストックとして必要だと感じたのは
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ちゅーる以外のペースト状のごはん。
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モカのようなアレルギー持ちには
グレインフリーのペーストが必須。
腎臓と肝臓の療法食缶もあったのが助かりました。
そして
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酸素缶。
心臓が悪い子がいるためストックしておりましたが
今回も活躍してくれました。
“ 人間の口部分と合わないから効かない ” と仰る方もいますが
我が家では、わんこさん時代から
実際に何度も助けられています。
今回も呼び戻すのに、あっと言う間に3本使いました。
本来は酸素室を用意したいのですが
希喜の時に使った機械は、現在
個人には販売してくれないようです。
それでも酸素缶、数本ならストックできますものね。
この先のことは、徐々に考えていこうと思います。
参考になれば幸いです。
【 ありがとう 】
簡易隔離中のなか、やっとケージ内で動けるようになり
朝方ケージ外に出たモカ。
6月13日 6時頃のこと。
一番に行った先は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/de/cadebf655294e1f711aab4266ec83ac0.jpg)
希喜のケージの前でした。
きっと守って貰ったんだね。
希喜 と うみ、そしてジジ
ありがとう
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