最近の日本、目立っていることがある。
それは・・・・北海道人は、指導者に向いている!!
たとえば・・・・
現在の将棋の名人は、森内俊之だ。
この師匠が、勝浦修。
北海道の紋別市出身だ。
ヒット大地の故郷北見市に近い。
同じ道東だ。
将棋で一番強いのが、
19世名人の羽生善治。
この師匠も、北海道出身の二上達也だ。
函館出身だ。
ヒット大地は、ここにも住んだことがあり、
親しみを感じる。
その他、最近、北海道出身の指導者が、
活躍しているように思う。
ヒット大地は、2歳~18歳を北海道で過ごした。
北海道では、先輩後輩など、
バカバカしいことは、言わなかった。
3歳以内であれば、
皆、仲良く、愛称を呼び合いながら、遊んだ。
年上でも、
タカオくんは、ター坊。
マサオくんは、マーちゃん・・・
などと呼んだ。
ところが、18歳で上京し、
バイトを始めると、
東京の上下関係の、なんとも厳しいこと!
たった一日の入社の違いで、
年齢に関係なく、「~さん」と呼ぶか、
「呼び捨て」のどちらか。
だから、ヒット大地は、一日早く入社した3歳下の子を「山田さん」と呼び、
5日遅れで入社した5歳上の人や12歳上の人を、「田中」「佐藤」などと呼び捨てにした。
ヒット大地は、そんなことしたくなかった。
だが、それは、「鉄の決まり」であり、どうしようもなかった。
現在では、そういう傾向は、だいぶ緩くなってきた。
これには北海道出身者が、大きく貢献しているように思う。
なぜなら、東京のいろいろな集団を見てみると、
北海道出身者が、リーダーの場合、
上下関係に厳しくないからだ。
下の者も、のびのびと実力を発揮している。
ヤクルト監督の若松勉も、北海道留萌出身だが、
年下のまるっきり若いコーチ陣を、「~さん」付けで呼び、
有力選手が「大リーグに行きたい」と言えば、
どんどんチャレンジさせた。
戦力不足など、どこ吹く風!
それでも、優勝したのだ!
競馬の小島太調教師も、北海道小清水町出身だが、
若者に優しいので、慕われている。
同じ調教師の藤沢和雄も北海道苫小牧市出身だ。
いかにも、優しそうな顔をしている。
こちらはリーディングの常連だ。
歌手の北島三郎は、北海道知内町出身。
「鼻の穴の大きな猿に似ている」などと揶揄されても、
笑って許す度量の大きな人。
ヤクザと仲が良すぎるという欠点もあるが、
なかなか普通の人間にはできないことだ。
長年、芸能界のトップとしてばかりでなく、
プロダクション経営者としても、成功している。
子供の頃、北海道は、零下30度くらいになった。
そんな中で暮らしていると、
上下関係など、言ってられないことも多かった。
逆に現在は、ちゃらんぽらんに見える大阪が、
案外、上下関係に厳しい。
吉本興業も、上の者を、「兄さん」「姉さん」と呼ぶことになっている。
京都も、高校生などは、
すぐに、他校の生徒と喧嘩すると聞いた。
京都はすばらしい町だが、この点に関してだけは、バカバカしい限りだ。
今振り返ると、
北海道は、美人が多かった。
中学時代、どのクラスにも、相当な美人が最低2人はいた。
北海道人は、愛想は悪いが、
食べ物はうまい。
人間も、それに似ていて、
中身は誠実で、いい奴が多かったように思う。
歌手の松山千春は、北海道足寄町出身で、
口は悪いが、正論を吐いているように思う。
松山のような男を、北海道弁で、「おだつ奴」と言った。
いわゆる「お調子者」だ。
これからも北海道出身の優秀な指導者は、
増えていくような気がする。
優秀な若者はどんどん活躍してほしいものだ!
そして案外多様な日本、
どの場所にも、それぞれに、長所欠点がある。
欠点は反省し、長所は伸ばし、
いい日本になってもらいたいものだ。