2021年12月9日(木)② 晴れ
それでは高圧線地中化工事を探る。前回行ったのが2021年10月16日だった。あれから2ヶ月経ったのだ。
【拡散願います】辺野古変電所と高圧線地中化工事の現在(20211016) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び
また、米軍のための地中化だという指摘は以下
【拡散願います】辺野古変電所周辺の高圧線地中化工事がもたらすもの(20211018) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び
◎是非上記2つを参照してください。
ゲート前テントを離れ、辺野古変電所側へ移動。
その前にこんなものがあった。基地の中、海(南)側 国道から約100m以上奥に置かれている。
可燃物 15m以内禁煙 移動は空で フォークリフトは空で 12:42
けっこうな可燃物が入っているようだ。
昼食休憩後
変電所隣(沖縄高等専門学校バス停脇)の地中化工事現場(沖電工)。塀が巡らされており中は見えない。中に電柱。工事のための電源か? 13:37
今日は国道329の旧道を下る。
辺野古の給油所脇から西を見る。右上にバイパス。高圧線が通っている。13:48
辺野古川を渡り、高圧線を見る。左に国立沖縄高等専門学校。右が辺野古の集落。13:48
この高圧線が地下化されるのだ。米軍のために。「住民の安全のために」ではないところが、この国らしい。
住民の安全のためだとすれば、この高専も、久辺小・久辺中学校も高さ制限にひっかる。この場所への飛行場建設は無理無理なのだ。
豊原側に坂を上る。高専の建物全てが高さ制限にひっかかる。因みにこの高専は、新基地建設のみかえりに造られた。矛盾に満ちた悲しみの街 沖縄島全体がそうだけど。13:57
米軍は、この高圧線が撤去されれば、今以上にヘリやオスプレイを低空飛行させることができる。高圧線がなくなれば気が緩んで事故を起すかもしれない。この高圧線から辺野古変電所を経て、キャンプシュワブの電源をえているから、現在は事故をおこせません。
坂を上る。振り向くとキャンプシュワブが、海が見える。手前に辺野古の集落が見える。14:08
丁度、名護市長選予定候補の岸本洋平さんを応援する街宣カーが上がってきた。音がしたのでお待ちしていました。
さてここ(豊原の郵便局前)からバイパスへ右折。バイパスに出て、左折、約200m先に。
ここが地中化工事の起点。クレーンが上がり作業中。穴を掘っているようだ。塀の右側。14:15
天高く、穴を掘る。しゃれにもならない。14:16
掘った土砂は、左の囲い(重機が動いている)の中へ
なかなか出てこない。私は、待つわ。
でたよ。14:31
右から左へ。14:31
下ろします。14:31
14:31 たいそうな縦穴を掘っているようだ。地中管路という奴は、縦穴から横穴へつながっていく。
正面の鉄塔が52番鉄塔。ここから右に約3300mが地下化される計画だ。14:32
やや左から撮影。14:34
掘ってる穴はこの中だろう。空気孔(黄色)が下ろされている。14:35
ということで私は、バイパスを右へ戻る。ローソンなどを過ぎ。
沖電工資材置き場。望遠で歩道から撮っています。この金属板は掘削作業の仮擁壁(組立)。14:53
先に進む。辺野古大橋の手前。
あれ!ここもかよ。14:54
小公園だったのに、樹木が殆ど伐採されてしまった。14:54
ここは国道の一部のようだ。穴を掘ったあとは、アスファルトで固められる。工事期間ー2027年3月末まで。6年後か。14:55
わたしたちも、6年、10年、20年先まで闘うしかないのだろう。
このまま、米中の対立が続けば、その前に戦争になるかもしれない。だから、止めるしかない!
14:55 奥が辺野古大橋。沖縄高専。
華麗なブーゲンビリアが悲しそうに咲いている。14:58
辺野古大橋を渡り出す。左が高専の学生寮。辺野古集落と辺野古の海。14:59
この高圧線が地中化されて、飛行場等ができ、沖に揚陸艦が来たら、演習はますます激しくなるだろう。生活環境、学習環境はますます悪化する。
高専の手前で私は待つ。
正面の鉄塔が58番。奥が辺野古変電所。この電気は only the base だからね。
ということで軍用車を待っていた。15:25 約20分待った。
国立沖縄高等専門学校。技術系の学校だ。15:28
青空に輝くね。15:29
昔、私が東京で辺野古問題の写真展を開いたとき(2007年)、この学校のOGがお母様と来てくださった。辺野古はどうなったかなと気がかりにしてくださっていた。ありがたかった。
2年、3年で卒業する子たちに10年、20年先を考えろと言っても無理かもしれない。しかし人生の10年なんてすぐやってくる。生活圏は変わっても、人生は続く。だから地域の今を考えることは、無駄ではない。それどころか、あそこに座り込んでいたおじいやおばあの存在に気がつくときがあるはずだ。私はそれを信じたい。
(この稿続く)
んお