2022年3月17日(木)曇 10時30分頃、ホワイトビーチの展望台に到着。
海軍岸壁にこの2隻。左は佐世保を母港にしている強襲揚陸艦「アメリカ」。甲板に艦載機MH-60が3機のみ。去る2月25日に佐世保にMV-22やCH-53を乗せたまま来たとリムピースが報じていた。今回の寄港は3月16日。右は貨物船風情だがよくわからん。船尾のランプウエイがでかいな。やはり3月16日に寄港。10:38
右側の陸軍岸壁には旭日旗が閃く。海自の戦闘艦(「護衛艦」と称している)だ。フェーズドアレイ・レーダー(360度を常時監視できる。同時に多目標をつかみ、攻撃可能)を載せている。後方の格納庫はヘリ搭載のためだろう。10:47
沖に昨年からちょくちょく登場する「遠征海上基地」と称されているミゲルキースだ。甲板にAH-1対地攻撃ヘリを2機載せている。昨日はヘリが乗っていなかったようなので、この2機は本日、普天間基地から来たのだろう。10:47
こうして並ぶと不気味だ。
左側のAH-1の周囲に10数名が並んでいる。10:50
DD117「すずつき」(註:この時は「117」だと未確認) 佐世保港が母港だ。対空ミサイルなどの垂直発射装置(VLSMk41)は船首側にあるようだ。この型は主にイージス艦の防護に運用されている。今回もどこかでイージス艦と組んだ演習をやってきたのだろう。10:50
やや視点を変えてみる。
海兵隊の車両が並んでいる。約20両。10:54
手前の駐車・資材ヤード。タンク・ローリーなど。10:55
どうも貨物船に積み込むようだ。赤と黄色のベスト姿は海軍の積み込み・下ろし担当の業務部隊だろう。11:26
ミゲルキースにUHー1が着陸。11:31
中城湾側から海上自衛隊YDT-06(水中処分母船)が入ってきた。着岸。11:34
民間のバスが3台。海軍岸壁から下りてきた兵隊を乗せている。11:47
どうも「アメリカ」に乗っていた海兵隊員が原隊に復帰するためだろう。
UH-1ヘリがまた一機、ミゲルキースに着陸。計4機態勢。12:02
AH-1とUH-1が組んだので、ミゲルキースの動きがあるだろう。
午前中からこの4隻は動いていない。12:33
ミゲルキースの上の4機だ。12:35
昼休み中の動きなし。だが空軍C-17大型輸送機が嘉手納基地を飛び出した。かなり高空を南に飛ぶ。
12:46
また右の貨物船に乗り込む車両。13:19
ミゲルキースが動いた。どこで何の演習をやるのか? 13:38
13:45 東に向かうミゲルキース。奥は津堅島。
13:53 車列が進む。この貨物船には船首側左舷から乗れるようだ。
14:04 津堅島南の護岸の奥を抜けるミゲルキース。
まだ10台が待っている。14:14
14:18 中部訓練場方向から中城湾上空を普天間基地に戻るMV-22オスプレイ。
ミゲルキースは、津堅島の北に抜けたかと思えば、南東へカーブしていく。どこまでいくのだろう。14:25
多分、ヘリによる対艦/対地ロケット弾攻撃の演習だと思うが。ミゲルキースは遠征洋上基地だそうだから、対中戦争の最前線を担うことになるのだろう。
琉球諸島での戦争は、絶対にやめていただきたい。私たちは、やめさせなければならない。
貨物船のオイルフェンスが外されていく。今夜、出港か。14:25
乗せるのに案外時間が掛かるようだ。計何10両が乗ったか、不覚にも分からない。14:34
ということで私は引き上げる。
ホワイトビーチの西側2kmの勝連高校手前から振り返る。一番手前が海自「すずつき」全長151m。船首だけ見える。15:48
貨物船はオランダ船でない。米国国防即応予備船隊(米国運輸省海事局所管)のケープホーンだ。全長228mだそうだ。「6」が「アメリカ」だ。257m。
このケープホーンは、今年の2月5日にもホワイトビーチに来たそうだ(リムピース)。どこに向けて出港するのか?
たまたま「アメリカ」と同席しているが、動きは全く別のようだ。
15:53 「117」(ナンバー)が見えていた。
奥の島は津堅島。
ここから与勝高校の坂を下りてバスに乗る予定だったが、変更。戻る。「117」を確かめたかった。
16:41 まだまだ乗せている。
16:41 右手前は掃海艇「くろしま」。14:30頃戻ってきた。
今日はこれでオシマイとする。