
2020年12月31日、私は佐世保で、本部沖にいたランプウエイ台船が流されて恩納村に座礁との報を聞いた。帰宅後Ⅰ日の沖縄タイムスで確認した。今日2021年1月6日午後、現場に行ってみた。
場所は恩納村名嘉真であり、名護市の隣だ。今日の琉球新報によると、30日同船が本部町瀬底島沖に強風を避けるために沖合い停泊していたが、30日13時頃、アンカーが外れ流されたとあった。砂浜からの引き上げは、次の大潮の満潮時(13日前後)に予定されているとのことだ。
場所は国道58号沿いであり、名護から行けば、沖縄自動車道に入る許田を抜け、部瀬名岬を越えたところだ。名嘉真川河口の北側。

名嘉真川河口辺りから国道58号を名護方面をみると、同船のスパッドが見えた。15:19

沖合いを見ると、伊江島が見える。手前には波打つリーフが見えている。このリーフを乗り越えて座礁したのだ。右の白くなっているところが本部鉱山。15:20

その右に本部鉱山が見える。15:21

これです。15:22
奥のリゾート施設は、「ハレクラニ沖縄」(新しいホテルだ)。

ランプウエイ台船「駿河」だ。見事な座礁だ。15:23
凡そ直線距離で14-15km流されたのだ。

国道の目の前だ。15:25

作業員が打ち合わせを終え、梯子で下りてきた。15:27
ガッチリと砂浜に乗り上げている。

後方から撮影。「駿河」と「駿河」を押す船「第一駿河」が連結したままの座礁だ。オイルフェンスをはっているが、今のところオイル漏れは起こしていない。15:29

ダイバーが何人か潜って調べていた。15:32

この状態では、どうみても簡単には出せないぞ。15:34

アップで撮る。15:37

右舷側。15:39

再び前方。もろに乗り上げている。15:48
沖縄防衛局が工事を加速すればするほどこうした事故は、また起きるだろう。今回は人身事故になっていないが、近くには漁港があり、リゾート施設が多数ある。物損事故の可能性は高いのだ。今回はリーフを壊したことは間違いない。船主及び沖縄防衛局の安全管理に落ち度があったのではないのか?
私は改めて干潮時に来てみたい。