2024年5月10日(金)晴れ ➁
私が那覇空港展望デッキで見たものは、遠征高速輸送艦プエルト・リコ(T-EPF-11)だった。その前に、那覇空港と那覇軍港の位置を再確認していただきたい。那覇空港は滑走路2本とも南北に設定されている。北側が国場川河口であり、国場川は東から流れてくる。その河口部の南側が那覇軍港であり、対岸の北側が那覇埠頭だ。ついでに書いておくが、陸海空の自衛隊の沖縄の拠点は那覇空港に隣接しており、3自衛隊(軍)は那覇空港を共用しているのだ。
私は那覇空港からモノレールに乗って、5駅目の旭橋まで行った。下車し、旭橋を渡ったが、しばしそれらしい船影は見えなかった。私の方が早かったのだ。空港沖合から5kmぐらいと思うが、空港北側沖を、防波堤を右折しながら入るのは、低速で、タグボートで押されなければ無理かも知れない。
旭橋手前で陸上自衛隊のトラックが1台(どこからかは不明)出てきた。14:04
14:05 正面に高速輸送艦グアム(T-HST-1)が居る。右側は海上保安庁の大型巡視船「くだか」(PLー03)だ。
14:11 私は旭橋を渡り、待機していた。きた!
左側に着岸するだろう。タグボートが2隻着いてるが、ほぼ助けなしに入港しそうだ。14:12
軍桟橋前のバス停側にある歩道橋に上がる。14:12
左奥がグアム、その右の奥がプエリト・リコ。
歩道橋の上から。14:19 着岸する。大きさはグアムとほぼ同じようだが、これはレーダー群がやたらとすごい。
海兵隊員が後方甲板にずらずらといる。演習から戻ってきたようだ。
14:31 建物に囲まれており、肝心の所が見えない。
私は那覇軍港の西側に回り込む。
すると装甲車が3両。LAV-25と思われる。置かれている。どこかに運び出されるようだ。14:35
国道に沿って北に歩く。
北西から陸上自衛隊のCH-47が低空旋回。14:41
第15旅団の輸送ヘリコプター隊だろう。
民間マンションの上を回り、14:41
もう一度。14:42
3回転した。
裏手の倉庫の左手に巨大なブツが置かれている。何だろう? 14:56
大型トレーラーが入ってきた。那覇軍港を望む高台から撮影。14:57
よく見えないので、戻る。
15:17 軍桟橋前脇の歩道橋から撮影。米軍海兵隊の車両。コンテナを搬出した。
歩道橋から。倉庫の奥にみえないか。15:20
うーむ。
15:21 階段がかかっているようだ。
倉庫の先に兵隊が見えた。下りてきたのだろう。15:21
よし!
15:34 何やら広がっているようだ。高速輸送艦はこの建物の奥。
ありゃ!兵隊が下りている。50名ぐらいか。15:38
左側に大型トラックが。隊員は約40名。15:39
15:39 全体で70名~90名ほどか。正確には分からない。
絵としたらこっちが良いだろう。15:39
それにしても右側のカーキ色の機材は何か? 分からない。
15:41 これだが。
反対側(国場川北側)に回ってみよう。
フェリー発着場(埠頭)に回った。
また陸上自衛隊とニアミス。16:06
中央輸送隊と書いてあった。マルエーフェリーで陸上自衛隊を輸送している支援部隊だ。
マルエーも自衛隊をお得意さんにしているようだ。要調査だな。
セルラースタジアムの右にグアムが居る。左は海保のPL-03「くだか」だ。16:07
16:08 船首に「11」番とふられている。名前は小さく書かれていた。T-EPF-11「プエリト・リコ」だ。満載排水量2500t 全長103m、幅28.5m。吃水3m、搭載能力544t。43kn(ノット)=約80km/h
2021年11月11日にここ那覇軍港で観ており、ブログに上げていた。
16:10 光が射した。セルラースタジアムとグアム(右),海保のPL03「くだか」
那覇市の玄関口が戦後79年経ってもこうなのだ。返還からも52年が経過しているのだが。
湾内観光の船が戻ってきた。16:12
お客さんは20人ぐらい乗ってた。
プエリト・ルコの船尾。反対側から見えていた奴はランプウエイだったのだ。トラックが下りている。16:14
下りた。こんな巨大なランプウエイが着いている。現場を押える意義を大きく感じた一日になった。トラックはここから見えているだけで3台。
16:15
戻ろう。
国道58号を行く米軍海兵隊大型トラック。北上していく。16:35
旭橋の交差点で、軍歌が聞えてきた。右翼だ。どこか見えない。
16:40 彼らも北上。「尖閣防衛隊」だとさ。見慣れぬ右翼だ。本日のエンディングらしいと言って良いのか、悪いのか。
この横断歩道の奥が那覇バスターミナル。
お疲れさま。