今宵はこちら。
DIANNE REEVES / NEVER TOO FAR
こちらも弊社のチェックCDとして長く使っている音源 たしか1990年頃に新譜として購入した記憶があります。
彼女の芯が太く伸びやかな歌声は聞いていて心地よくも感じます。
ロック調ありジャズ・バラード調有りのオールラウンドな選曲となっていて、めいっぱいに空気を吸い込んで体全体を使って歌っている感じは脱帽モノ 素晴らしい。
オーディオ的には、広い帯域をカバーしている声を前に前に出しながら、暴れさせずに綺麗に表現させること。これにつきます。
女性ボーカルは歌わせよう歌わせようとして ついついヒステリックに鳴かせてしまいがちになりますが、上手く自然に表現できる様な感じからセットアップしていくのが近道かと。
またオーディオシステム全体のセッティングをする時や機器の入れ替え等に伴う調整にも外せないカテゴリーになるかと思います。
特にこのCDのようにボーカル域が広くカバーしているモノは、システムチェックとしても使えるかと。
ご参考下さい。